南房総の絶景スポットを巡る1泊2日のドライブコース
- 所要時間
- 1泊2日
- 交通手段
- 車
鋸山 日本寺(地獄のぞき)/安房郡鋸南町〔滞在時間:約3時間〕
見ごたえたっぷり!日本一の磨崖仏とスリル満点の絶景
鋭い岩肌が連なる標高329mの鋸山は、その名の通り稜線がノコギリの歯のような形をしています。県指定の名勝として知られている鋸山の南斜面に日本寺はあります。
約1300年前、聖武天皇の勅詔を受けた行基菩薩によって、725年に開山された関東最古の勅願所です。10万坪余りの広大な境内には、日本最大の磨崖仏(薬師瑠璃光如来)や、百尺観音像、千五百羅漢像など、数多くの見どころが点在。なかでも見逃せないのが、山頂エリアの「地獄のぞき」。突き出た岩の先端まで行くと、まるで空中に浮いているかのよう。房総半島や遠く富士山や三浦半島までの絶景が望めますが、ふと下を見るとスリル満点!まさに地獄を覗き込むよう。
ロープウェイや登山自動車道を利用すれば山頂まで簡単に行くことができます。登山道もあるので、季節の花々を愛でながらハイキングをかねて歩くのもおすすめです。
- 住所
- 安房郡鋸南町鋸山
- 電話番号
- 0470-55-1103
- 営業時間
- 9:00~16:00(最終入場 15:00)
- 車で約10分
保田漁協ばんや/安房郡鋸南町〔滞在時間:約1時間〕
新鮮な海の幸をリーズナブルな価格で味わえる保田漁協直営の鮮魚食堂
定置網や、地元漁師さんが水揚げしたばかりの新鮮な魚介が一押し。鮮度抜群の魚介類をふんだんに盛り込んだボリューム満点の漁師料理を漁協特価でご堪能ください。また、内房で獲れた新鮮な魚介類や干物、加工品を販売する直売コーナーも人気です。
- 住所
- 安房郡鋸南町吉浜99番地5
- 電話番号
- 0470-55-4844
- 営業時間
- 平日 9:30〜17:45(ラストオーダー17:00)
土日祝日 9:30〜19:30(ラストオーダー18:45) - 休業日
- 不定休
- 車で約20分
岡本桟橋(原岡桟橋)/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
レトロな木の桟橋からフォトジェニックな絶景を眺めよう
原岡海岸〜多田良北浜海岸間にある岡本桟橋(原岡桟橋)は、全国でも数少ない木製の海桟橋。1921年(大正10年)に漁業用として整備された歴史ある桟橋は、昭和レトロを感じさせるノスタルジックな佇まいが魅力です。
富浦湾に突き出した桟橋からは、対岸の三浦半島や伊豆方面を見渡すことができます。桟橋に佇みながらのんびり海釣りをすれば、日々の疲れや悩みも忘れられるでしょう。天気が良ければ、海の向こうに富士山の姿が見えることも。美しい夕焼けと富士山のシルエットのコラボレーションが織りなすフォトジェニックな絶景を求め、多くの人が訪れます。
また、岡本桟橋は唯一無二のロケーションであることから、テレビCMやロケの舞台としても度々登場。周辺には「原岡海水浴場」や「多田良北浜海水浴場」が立地しており、夏は海水浴を思う存分楽しんだ後、夕暮れ時に桟橋からの絶景に浸る、ぜいたくな過ごし方もできるでしょう。
- 住所
- 南房総市富浦町原岡地先
- 電話番号
- 0470-28-5307
- 車で約20分
沖ノ島公園/館山市〔滞在時間:約1時間〕
無人島は自然の宝庫!ネイチャーアイランドをぐるっと探検!
沖ノ島は館山湾の南端に位置している島で、南房総国定公園のひとつです。以前は500m沖合いにあった島ですが、関東大震災による隆起などで、現在は陸続きになっています。周囲約1kmの無人島で、ヤブニッケイやタブノキなど温暖帯の海岸林で覆われています。多種多様な海岸動植物が共存し、サンゴ生息地の北限域としても知られています。
海水浴やシュノーケルはもちろんのこと、磯遊びや貝殻採集なども楽しめます。季節ごとに咲く美しい花々や珍しい生き物、約1万年前の縄文海中遺跡など、島のいたるところに見どころが点在。ベテランガイドによる探検ツアーは自然と共存する喜びを体感できる人気のプログラムです。
都心から一番近いネイチャーアイランドに家族みんなで、グループで出かけてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 館山市富士見地先
- 電話番号
- 0470-22-3346
- 車で約15分
CAMPGROUND BREEZE TATEYAMA/〔宿泊〕
ビーチが目の前!初心者やファミリーにおすすめのキャンプ場
手が届きそうなほど海が近いキャンプ場、CAMPGROUND BREEZE TATEYAMA。目の前には遠浅のビーチが広がっており、波の音をBGMにキャンプができる絶好のロケーションです。初心者でも気軽に楽しめる手ぶらキャンプから、本格的なオートキャンプサイトやソロキャンプサイトまで、多彩なサイトを用意。スタイルや好みに合わせて様々な過ごし方ができます。
敷地内には、夕日を一望できるポイントや海外風のウォールペイントなど、思わず写真を撮ってしまうようなフォトスポットがたくさん!キッズエリアにはブランコや滑り台といった大きな遊具、潮風を感じながら走り抜けるバランススクーターやミニセグウェイなど、ワクワクするような遊びの仕掛けがいっぱいです。
- 住所
- 館山市那古1672-6
- 営業時間
- チェックイン時間はご予約のプランで異なりますので、各自ご確認ください
- 休業日
- 公式サイト予約画面の空室カレンダーからご確認ください
- 車で約30分
【道中】房総フラワーライン/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
日本の道100選に選ばれた 花のドライブコース
房総半島の最南端の海岸線を行くルート。館山市伊戸~相浜間の約 6kmは、その名のとおり春には菜の花、夏にはマリーゴールドなどの 季節の花々が道沿いに咲き誇る、絶好のドライブルートです。1986 年に日本の道100選に認定されました。
- 住所
- 館山市下町交差点~南房総市和田町
最果てのベンチ[ラバーズベンチ]/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
カップルで座ると幸せになれる、ロマンチックな白い特等席
昼には明るい未来を思わせる青い海、夕暮れには寄り添いたくなるオレンジの世界、夜にはロマンチックな満点の星空と、どの時間に座ってもうっとりするような景観。ときめきが止まらない2人の世界に浸れるでしょう。もちろん写真映えもバッチリ!ぜひ思い出を写真に残してください。
ベンチは岩場にあるのでヒールなどは避け、滑りにくい靴で行くのがおすすめです。日本で2番目に古い西洋式灯台の「野島崎灯台」もぜひ散策を。「白鳥の灯台」と呼ばれる白亜のような外観が美しく、ロマンチックな気分を引き立ててくれます。
- 住所
- 南房総市白浜町白浜630
- 電話番号
- 0470-28-5307
- 車で約15分
道の駅 ちくら潮風王国/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
潮風を感じられる広い芝生広場と新鮮な海の幸が魅力
道の駅ちくら潮風王国は、千田海岸沿いの海が見える道の駅。広さ約7,000平方メートルの広大な芝生広場には大型の滑り台が設置されており、子どもたちが思いっきり走り回ることができます。また、古墳のような小高い丘からぐるーっと見渡せる海や花畑などの景色も魅力的。敷地内にはかつてサバやサンマなど、漁業で栄えた千倉を象徴する大きなの漁船のレプリカが飾られています。青い海と緑の芝生のコントラストを背景として撮影した写真は、SNS映えすること間違いありません。
ショップでは、新鮮な魚介類や干物などの海産物を中心に、枇杷や落花生などを使ったお菓子や花・野菜などの農産物、雑貨など南房総のお土産や特産品がずらりと並んでいます。伊勢海老やあわびなど、海の幸をメインとしたレストラン・カフェも併設されているため、休憩しながらゆっくりとした時間を過ごてみてはいかがでしょうか。
※ちばまるしぇキャンペーン2024(2024/9/2~2024/12/2)の対象は、新鮮野菜市場となります。
- 住所
- 南房総市千倉町千田1051
- 電話番号
- 0470-43-1811
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 水曜日(1~3月、8月は無休)
- 車で約50分
大山千枚田/鴨川市〔滞在時間:約1時間〕
四季折々で変わる風景が見どころ!東京から最も近い棚田で農作業
3万2千平方mの急傾斜地に375枚が階段状に並ぶ大山千枚田。懐かしい里山の風景が見られる景勝地で、「日本の棚田百選」にも選ばれています。鴨川市街の西側にある嶺岡山系のふもとにあり、東京からは車で1時間半程度と最も近い棚田です。
春の田植え前のシーズンには、棚田が水を張った鏡のようになり、空が反射する風景が広がります。夏には緑に覆われ生命力に満ちた様子で、秋には黄金色の稲穂が揺れる光景や、棚田と彼岸花のコントラストを楽しむことができます。冬にも雪景色が見れるため、年間を通して異なる表情を見せてくれます。こだわりの1枚をぜひ写真に残しましょう。 (畔などには立ち入りできません)
また、例年10月に行われるライトアップは、鴨川市でも特に人気イベントのひとつ。LEDキャンドルでライトアップされた幻想的な世界は、癒されること間違いありません。
大山千枚田は棚田オーナー制度を運営してこの景観を保全しています。毎年ここで農作業できるチャンスがあります。ぜひご応募いただき、棚田保全にご支援ください。
- 住所
- 鴨川市平塚540
- 電話番号
- 04-7099-9050
- 車で約25分
清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)/君津市〔滞在時間:約1時間〕
インスタ映えスポット!洞窟内で見られるハートの光が話題に
房総半島内陸部の笹川上流に位置し、豊かな自然に囲まれる清水渓流広場。新緑、6月下旬が見頃とされるホタル、本州では最も遅く色づくといわれる紅葉と、四季折々の自然の景観を楽しむことができます。
洞窟から差し込む光が水面に反射し、ハート形を描き出す写真がSNSを中心に話題になってからは、フォトスポットとしての人気も上昇中。3月の春分と9月の秋分前後の早朝(午前6時30分から1時間程度)に、最もきれいなハート形が見えるのだとか。
この洞窟は、江戸時代に水田耕作のために人工的につくられました。また、遊歩道には、開運福寿を呼びこむ願いが込められた「幸運の鐘」があります。
※洞窟正面付近は落石・崖崩れのおそれがあるため、十分にご注意ください。
- 住所
- 君津市笹1954
- 電話番号
- 0439-56-1325
- 休業日
- 無休