安房高野山 妙音院
開山450年以上の歴史を誇る房総半島唯一の金剛峯寺直轄寺院
1579(天正七)年に里見義頼公の命により、紀州高野山の安房別院として、高野山より僧侶を呼び寄せ建立された房総唯一の高野山真言宗の寺院です。
春は桜が咲き誇り、秋はイチョウの紅葉、冬は水仙が美しく彩る境内。葉の先にギンナンが付き、ラッパ状に丸まる葉をもつオハツキラッパイチョウは館山市天然記念物に指定されています。
安房高野山八十八ヶ所霊場では、88体の弘法大師像が祀られています。1周約15~20分の遍路道は、自然を満喫しながらお参りすることができます。また、戦時中の空襲の燃え跡が今も残る鐘楼堂は、当時を物語る戦争遺跡として大切に守られています。
伝統行事として、4月の火渡りと人形供養が知られています。
色とりどりの筆ペンで写経ができる「なないろ写経」(事前予約制)は、自分のペースでゆったりと楽しむことができ、心がととのう体験として人気を集めています。
春は桜が咲き誇り、秋はイチョウの紅葉、冬は水仙が美しく彩る境内。葉の先にギンナンが付き、ラッパ状に丸まる葉をもつオハツキラッパイチョウは館山市天然記念物に指定されています。
安房高野山八十八ヶ所霊場では、88体の弘法大師像が祀られています。1周約15~20分の遍路道は、自然を満喫しながらお参りすることができます。また、戦時中の空襲の燃え跡が今も残る鐘楼堂は、当時を物語る戦争遺跡として大切に守られています。
伝統行事として、4月の火渡りと人形供養が知られています。
色とりどりの筆ペンで写経ができる「なないろ写経」(事前予約制)は、自分のペースでゆったりと楽しむことができ、心がととのう体験として人気を集めています。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
高野山不滅聖燈の火渡り
妙音院には高野山奥の院から伝わる聖なる燈火「不滅聖燈」が現在も24時間本堂で護持されています。その火を用いて毎年5月の大祭時に行われるのが、火渡りです。修験道に伝わる秘法で、燃えさかる炎の中を、僧侶を先頭に一心に祈りながら裸足で歩いて渡ります。火(仏の知恵の火)の上を歩くことによって、煩悩を焼き尽くし、自身再生を意味します。自分自身の心の修行、厄祓い、無病息災などを祈願します。一般の方も僧侶の後に渡ることができます。
人形供養
妙音院の八十八ヶ所霊場には、身代わり大師という鯖を持った全国的にも珍しい大師像が祀られています。戦時中、空襲により本堂、庫裡、回向堂の建物のほとんどを焼失しましたが、死傷者が一人も出なかったことから、人々の代わりに厄を受ける、身代わり大師の信仰が起こりました。その後、子供の代わりに厄を受けるといわれる人形のご供養が毎年行われるようになりました。
毎年4月の第4日曜日に、僧侶により「今までありがとう」の感謝の意を込めて供養されます。
※申し込み要領やご供養料については、公式サイトをご確認ください。
基本情報
- 住所
- 千葉県館山市上真倉1689
- 電話番号
- 0470-23-8285
- 営業時間
- 【参拝時間】9:00~16:00
※日没以降は入山不可
※本堂内参拝(法要時は入堂不可) - 定休日
- 不定休
- 料金
- 八十八ヶ所霊場(1周約20分)山の入場料 300円
写経体験料 1,000円 - アクセス(車)
- 富津館山道 富浦ICから約15分
(国道127号を白浜方面へ、上真倉交差点右折、横断歩道(第一板金)の角を左折) - アクセス(鉄道)
- JR館山駅東口からJRバス関東 安房白浜行きに乗車約8分、上真倉下車し徒歩約3分
- アクセス(その他)
- 高速バス/東京駅、新宿駅、羽田空港、横浜駅発館山行き 館山駅下車
- 駐車場(乗用車/台数)
- 25台
※大祭の時は公共交通機関をご利用ください。 - 駐車場(大型バス/台数)
- 2台(要予約)
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 備考
- ※ペット同伴可、トイレ設備あり
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。