大多喜町の定番モデルコース!自然と歴史も楽しめます
大多喜町は千葉県の房総半島東部に位置する自然豊かな町で、大多喜城といった歴史的な遺産をはじめ、養老渓谷などの観光地があります。四季折々の美しい景観や温泉、地元の特産品(里芋やさつまいも)も魅力です。東京からもアクセスが良く、自然と歴史を楽しめる場所です。
今回はそんな大多喜町を車でめぐる定番モデルコースをご紹介!
- 所要時間
- 6時間
- 交通手段
- 車

- 圏央道市原鶴舞ICから国道297号で大多喜方面へ約20分
大多喜城(県立中央博物館大多喜城分館)〔滞在時間:約40分〕
房総の小江戸、大多喜町のシンボル
県指定史跡である「上総大多喜城本丸跡」に建てられた、城郭様式(3層4階の鉄筋コンクリート造)の歴史博物館。
大多喜城は16世紀前半に武田氏が入城、その後1590年に徳川四天王の一人本多忠勝が入城して以降、譜代大名の居城となりました。
館内では、房総の中世・近世の城郭や武器、武具や調度品、古文書のほか、武家社会や城下町の生活などに関する資料が展示され、町の歴史や文化を学ぶ場として利用されています。
白亜の城壁に淡いピンクの桜が咲く様子は美しく、花見スポットとしても知られています。
※大多喜城分館は、施設改修のため令和3年12月27日(月)から休館中です。掲載している情報は開館時のものとなりますので、ご了承ください。なお、休館中も敷地内への立ち入りは可能です(建物部分への立ち入りは不可)。敷地内からは城郭の写真撮影などができます。隣接している研修館を利用して展示等を実施しております。詳しくは大多喜城分館公式サイトをご覧ください。
- 車で約3分
渡辺家住宅〔滞在時間:約10分〕
1849年に建てられた歴史ある邸宅で、外観は一見の価値あり
渡辺家住宅は、江戸時代末期の1849年に建てられた、代表的な商家造りの住宅。
1934年に屋根を茅葺から桟瓦葺に変えましたが、その他の構造部分は建てられた当時のままです。使われた建材の質がよく、技術的にも優秀であるとして、1969年に国の重要文化財に指定されました。
この建物を建てた渡辺家は江戸時代、数回にわたり城主に献金し、藩の御用金ご用達を任されていた上層商家です。城下町の表通りに面した主屋は2階建てで、1階は店舗として使われていました。
庇の付く店構えや整備された座敷などから、当時の生活ぶりがよくわかります。
- 徒歩で約2分
大多喜町商家保存資料館(旧釜屋)〔滞在時間:約20分〕
2階から大多喜城の天守閣を望む、昔ながらの土蔵造り
釜屋は明治初期に建てられた土蔵造りの建物です。開業当初は質屋、その後は金物店などを営んでおり、土蔵造りでありながら店舗として使われていました。
2階には2つの8畳間があり、観音開きの扉から大多喜城の天守閣が望めます。庭に祀られている立派なお稲荷さんからは、当時の繁栄ぶりがうかがえるはず。
- 車で約10分
道の駅 たけゆらの里おおたき たけゆら食堂〔昼食:約60分〕
大多喜ならではの食材を使った多彩なメニューが楽しめる、道の駅の食堂
大多喜特産のタケノコやシイタケをはじめとした朝獲れの新鮮野菜や果物、房総のお土産がそろう道の駅「たけゆらの里おおたき」。併設のたけゆら食堂では、たけのこやイノシシ肉など、大多喜ならではの食材を活かした郷土料理が食べられます。農家の手作り梅干し、純粋はちみつ、天然酵母のパン(一部)、酒蔵豊乃鶴酒造のお酒などお土産もぜひ!
- 車で約20分
粟又の滝〔滞在時間:約60分〕
落差30m・長さ100mの豪快な滝!日頃の疲れを癒せます
粟又の滝は養老渓谷の上流にあり、養老渓谷随一の壮大な景観を誇ります。
落差約30m、長さ約100mに渡り水しぶきをあげて流れ落ちる滝の様子はまさに豪快そのもの。
紅葉の時期は、モミジやウルシ、クヌギやナラなどが彩りを添え、より見ごたえのある景観となります。紅葉の見ごろは例年11月下旬~12月上旬ごろ。
滝から下流にかけて、養老川沿いには滝めぐり遊歩道が整備されています。新緑や紅葉を眺めながら散策するにはぴったり!清流のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえ、癒しの時間を過ごせるでしょう。
- 車で約3分
滝見苑けんこう村 ごりやくの湯〔滞在時間:約60分〕
里山の四季折々の風景を堪能できる温泉
自然豊かな養老渓谷の粟又の滝から上流方面へ800m先の川沿いに佇む日帰り温泉「ごりやくの湯」。鴨川や勝浦からも1時間程度なので、海でレジャーを楽しんだ後に渓谷の温泉で癒されるのもおすすめです。
野趣あふれる大きな露天風呂は開放感抜群!温泉に浸かりながら、四季折々の壮大な景色を心ゆくまで楽しめます。木の温もりを感じる内風呂は渓谷の風景に溶け込み、風情たっぷり。美肌の湯と評判の天然温泉をゆったりと堪能できます。
食事処では、千葉の旬の食材をふんだんに使用したメニューが自慢。広々とした休憩スペースでゆっくりくつろげます。
【時間がある方は】山の駅 養老渓谷 喜楽里〔滞在時間:約60分〕
食事も、買い物も、バーベキューも!養老渓谷の観光拠点
養老渓谷地域の中間に位置する観光拠点「喜楽里」では、お食事の提供やお土産販売を行っています。てんぷらそばや山菜そばを提供する「養老食堂」、国産牛100%のハンバーガーが大人気の「BIG ONEバーガー」など、お食事処も充実。炭火でじっくり焼く、頭から尻尾まで食べられるアユの塩焼きは絶品です。車中泊専用スペース「RVパーク」もあります。
2023年3月には予約制バーベキュー場がオープン!大自然に囲まれてのお食事を、家族や友だち同士で楽しめます。遠見の滝など、周辺のフォトジェニックなスポットも見逃せません。トイレ休憩にお食事、写真撮影、ここにしかないお土産の買い物と、幅広く活用できる山の駅です。
【関連リンク】大多喜町で農業・収穫・里山体験!~スコップファームの魅力を徹底解説!~
千葉県大多喜町は、都心から約1時間でアクセスのできる場所にあり、のどかな自然・里山風景が溢れる絶景が広がっています。 今回は、大多喜町で収穫体験・里山体験ができるスコップファームを徹底解説!子供から大人まで大人気なスコップファームならではの、最高の体験や忘れられない経験をしてみてはいかがでしょうか。