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東葛飾に残る江戸の風情と幕末を感じる旅

東葛飾エリアの松戸、流山、柏に残る江戸の風情や幕末の偉人の足跡をめぐるコースです。

江戸川で唯一残る渡船で、歌謡曲でも有名な「矢切の渡し」で江戸の風情を感じたら、水戸藩最後の藩主 徳川昭武の別邸「戸定邸」で、緑豊かな庭園や隣接する歴史館で徳川家に係る調度品などを見学できます。

流山市に移動して、幕末に活躍した新選組局長の近藤勇が最後の陣営を置いた「陣屋跡」や、新選組に関する資料や名産の「みりん」の製造道具などが展示されている「流山市立博物館」を訪れたのちは、江戸時代の創建とされる柏市の諏訪神社へ。

市街地の中に残された森の中の神社では、月替わりの御朱印やハシビロコウをデザインしたお守りが人気です。

所要時間
約5時間20分
交通手段
鉄道
START
京成電鉄柴又駅下車徒歩約10分

矢切の渡し

小説やヒット曲の舞台として有名!江戸時代から続く渡し船

「矢切の渡し」は全国にその名を知られる渡し舟であり、江戸時代から約380余年もの間受け継がれてきました。柴又から矢切までを結ぶこの渡しは、小説『野菊の墓』やヒットした同名の歌謡曲にも取り上げられ、その知名度を確立しています。

江戸時代には、徳川幕府の政策により川に橋を架けることが禁止されていたため、渡し舟が重要な交通手段となっていました。街道に続く渡し舟は厳しく管理されていましたが、一方で対岸に農地を持つ農民のための渡し舟は許されており、現在でも旅人たちは矢切の渡しを利用して江戸川を渡ることができます。

また、情緒ある木製の手漕ぎ舟や、ヒバリ、ユリカモメの声などは「残したい日本の音風景100選」に選定。隣接されている展望台からは江戸川の流れや、東京の街並みを見渡すことができます。

約25分
約10分
約5分

戸定が丘歴史公園(戸定邸・戸定歴史館)

明治時代の徳川家ゆかりの邸宅と庭園を有する公園 

水戸徳川家の11代当主である徳川昭武(あきたけ)ゆかりの公園で、「日本の歴史公園100選」に選出されています。

総面積約2.3ヘクタールの公園内には、ちば文化資産にも認定された戸定邸や国指定名勝となった美しい庭園のほか、戸定歴史館があります。

戸定邸は明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物。国の重要文化財にも指定されています。江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の弟である昭武が後半生を過ごし、慶喜も何度も訪れています。

戸定歴史館は、徳川家関連の資料や調度品を保存・公開。昭武が将軍名代として派遣されたパリ万博に関する資料や、戸定邸の歴史を語る文書などを展示しています。

公園内には紅白の梅や複数種の桜が植えられており、見頃になると多くの花見客が訪れます。木々が色づく季節には美しい紅葉の名所としても知られ、空気が澄んでいる冬には、高台からの眺望を楽しむことができます。

約15分
JR松戸駅から乗車し約5分、馬橋駅で流山鉄道に乗り換え約15分
流山駅で下車し約5分

近藤勇陣屋跡

近藤勇が生涯最後の陣を敷き、土方歳三と永遠の別れをした場所

幕末、流山は新選組局長の近藤勇と副長・土方歳三との別れの場所、最後の陣営地となりました。

近藤勇が流山を陣営地に選んだ理由は定かではありませんが、鳥羽伏見の戦いで官軍に敗れ最終目的地である会津へ向かうため官軍の手薄な道を選び、途中分散した同志を集め、新部隊を編制する目的で陣をしいたと考えられています。やがて、流山に集まっているとの情報を得た新政府軍に包囲された近藤勇は、「流山に兵火を上げることは町の人々を苦しめることになる」と流山を兵火に巻き込むことを嫌がり、1864年4月3日に自首。その後、板橋に護送されついには処刑されました。

毎年4月上旬には、その死を悼み「新選組まつり・勇忌」が行われ、多くの新選組ファンが訪れます。また現在、当時陣営地となった醸造業「長岡屋」は酒類問屋に、その跡地の陣屋跡は修繕工事中(完成未定)となっています。

徒歩約10分

流山市立博物館

流山の歴史を知り・学ぶことができる博物館

流山市立博物館は、市の歴史や文化、民俗などに関する事柄を、展示や動画を通じて紹介している郷土博物館です。

郷土の成り立ちがわかりやすいように、常設展示を13のコーナーに分けているほか、年1回の企画展、小展示などを実施。今から3万年前の旧石器時代から現代までの流山の歴史を知ることができます。縄文時代の貝層断面や流山発祥の「白みりん」に関する醸造用具の展示は、迫力満点。この他にも常設展には興味深いテーマが目白押しです。

展示品総数は約1,000点にものぼり、講演会や子ども教室、寺子屋講座なども随時開催されています。

約10分
流山駅から乗車し約15分、馬橋駅で乗り換え約10分
JR柏駅で下車し約10分

諏訪神社

インスタ映え!フォトスポットとして話題の歴史ある神社

長野県の諏訪湖近くにある諏訪大社を総本社とする「諏訪神社」では、お諏訪様とも呼ばれて親しまれるタケミナカタの神が祀られています。『古事記』
にも出てくるというタケミナカタの神は、農業や狩猟、漁業の守護神として信仰されています。
全国各地に約25,000社もあるといわれている諏訪神社ですが、なかでも千葉県睦沢町にある神社は、インスタ映えするフォトスポットとして話題になりました。社殿裏の風穴をくぐっている姿を写真に撮ると「瞳」のように見えるのだとか。どうぞご自分の「瞳」で確かめに行ってみてください。
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