大杉神社
江戸川の舟運に栄えた地に鎮座する、由緒ある社。
千葉県流山市、風情ある街並みが残る「流山本町」は、宿(しゅく)・根郷(ねごう)・加岸(かぎし)の3つの地区に分かれています。
このうち加岸は、江戸川の舟運によって栄えた河岸(かし)であり、その中心に佇む御社が大杉神社です。
大杉神社は、茨城県稲敷市にある「御田植(あんば)大杉神社」(関東・東北に広く分布する大杉神社の総本社)から分霊を迎えた神社で、ご祭神は、大物主命櫛甕玉命(おおものぬしのみことくしみかたまのみこと)です。
創建の時期に関する明確な記録は残されていませんが、境内にある石造物などから、江戸時代後期には既に現在の場所に建てられていたと推定されています。
4月下旬~5月上旬にかけては、境内にて美しい藤の花を楽しむことができ、地元の人々の憩いの場ともなっています。
初夏の風物詩「大杉神社大祭」
毎年6月下旬の週末には、地元をあげての伝統行事「大杉神社大祭」が行われます。
江戸時代末の万延元年(1860年)につくられた「みこし渡御」には多くの人々が集い大いに賑わうため、夏の風情ある流山本町の雰囲気を楽しむことができます。
アクセスと周辺情報
大杉神社は、流山駅から徒歩約8分の場所に位置しており、駅を出て北へ進み、歴史ある建物が並ぶ本町通りを歩くだけで、自然と神社の前にたどり着きます。
近くには、流山市白みりんミュージアムや流山市立博物館、古民家カフェに和菓子屋さんと見どころ満載の散策スポットが点在しています。
町歩きの途中にふらっと立ち寄れる、ほっとする場所です。
流山本町で、心癒されるひとときをお楽しみください。
華やかなお祭りの時期もよし、普段の静かな街並みを楽しむ中で立ち寄るのもまた魅力。
流山の歴史と文化に触れながら、旅の途中で大杉神社で手を合わせてみませんか?
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 〒270-0164 千葉県流山市加6丁目1272
- アクセス(鉄道)
- 流鉄流山線流山駅から徒歩約8分
- 駐車場(乗用車/台数)
- なし
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。