外房の海と南房総の里山の自然を味わうドライブコース
南房総の海と山をドライブでめぐり、房総の豊かな自然の素晴らしさを味わうコースです。
「大原漁港の港の朝市」(日曜日開催)で海鮮などのグルメを堪能したら、「國吉神社」と「上総出雲大社」でご縁結びのパワーをいただきましょう。
「大多喜ハーブガーデン」では、併設のカフェでハーブをふんだんに使ったグルメが楽しめます。
県道81号を進んだ先にある「粟又の滝」は、100mにわたってゆるやかに流れ落ちる県内でも有数の名瀑布です。
さらに南下して山道に入り、鴨川市が誇る「四方木不動滝」へ。
木々の間を流れる神秘的な光景は圧巻です。
最後に訪れる「大山千枚田」の「日本の棚田百選」にも選ばれた里山風景は、東京から一番近い棚田として知られ、自然と人々の営みが育んできた貴重な文化的景観です。
- 所要時間
- 約7時間
- 交通手段
- 車
- 圏央道市原鶴舞ICから車約40分
大原漁港 港の朝市
イセエビを丸ごと食べられる!いすみ市の美味が詰まった朝市
大原漁港で日曜日の午前中に開催されている「港の朝市」。大原漁港で水揚げされた新鮮な魚介や地元産の農産物、加工品などが販売されています。最大で30店舗を超える出店があり、バラエティ豊かな地元の出店者と多くのお客さんで活気にあふれています。
朝市で購入した食材を炭火で焼いてその場で食べられるバーベキューは大人気!潮風を感じながらいただく獲れたての魚介の味わいは格別です。サツマイモやトウモロコシなど地元産の野菜を焼いて食べるのもおすすめですよ。地元グルメも充実しており、家族連れや友人同士で訪れる人たちで賑わっています。
- 住所
- いすみ市大原11574
- 電話番号
- 0470-64-4518
- 営業時間
- 4月~10月:8:00~12:30
11月~3月:8:00~13:00 - 休業日
- 月~土曜日
- 約20分
国吉神社・上総出雲大社
諏訪大社(国吉神社)と出雲大社 親子の神様が並んで鎮座
国吉神社は1,500年以上前に創建されたとされる由緒ある神社。もとは諏訪神社と称していましたが明治時代に周辺の神社が合祀され、当時の町名から国吉神社となりました。厄除けや交通安全などの神社として信仰されています。
境内に鎮座する出雲大社上総教会は、幕末に島根県の出雲大社から分祀されたお社。かつて、この地方に斧嶽(ふがく)と呼ばれる怪力で才智の持ち主がおり、出雲大社の奉納相撲で無敵の強さを示すと、出雲大社の宮司に見込まれて神璽(みしるし)を授けられたことが現在の同社の起こりといわれています。
同社では本宮と同じく、縁結びの神として知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。閑静な境内に足を踏み入れれば、厳かな雰囲気に心が清められるでしょう。
- 住所
- いすみ市苅谷630
- 電話番号
- 0470-86-3774
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 無休
- 約15分
- 約30分
粟又の滝
落差30m・長さ100mの豪快な滝!日頃の疲れを癒せます
粟又の滝は養老渓谷の上流にあり、養老渓谷随一の壮大な景観を誇ります。
落差約30m、長さ約100mに渡り水しぶきをあげて流れ落ちる滝の様子はまさに豪快そのもの。
紅葉の時期は、モミジやウルシ、クヌギやナラなどが彩りを添え、より見ごたえのある景観となります。紅葉の見ごろは例年11月下旬~12月上旬ごろ。
滝から下流にかけて、養老川沿いには滝めぐり遊歩道が整備されています。新緑や紅葉を眺めながら散策するにはぴったり!清流のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえ、癒しの時間を過ごせるでしょう。
- 住所
- 夷隅郡大多喜町粟又地先
- 電話番号
- 0470-80-1146
- 営業時間
- 散策自由
- 休業日
- 無休
- 約30分
四方木不動滝
澄んだ滝でマイナスイオンを浴びれば心身共に洗われる
清澄を越えて県道から山道に入り、竹や杉林の奥深くへ進むと、「四方木不動滝」があらわれます。高さ10m、幅8mで、水量が多い時期には水の流れが2つに分岐。正面から見て、右の滝が「雄滝」、左の滝が「雌滝」と呼ばれます。
深緑に囲まれた美しい瀑布(ばくふ)や滝壺の底が見える程、透明度の高い水質が特徴。
昔、源平の合戦で落ち武者が滝に打たれてきずを癒やしたといい、後に村人によって不動社が建てられ、今日まで守られてきました。
1年を通して移り変わる豊かな表情が魅力的で、初夏や紅葉に包まれる初冬などで異なる姿をあらわします。
- 住所
- 鴨川市四方木366(四方木ふれあい館から徒歩20分程度)
- 電話番号
- 04-7093-7837
- 休業日
- 無休
- 約40分
大山千枚田
四季折々で変わる風景が見どころ!東京から最も近い棚田で農作業
3万2千平方mの急傾斜地に375枚が階段状に並ぶ大山千枚田。懐かしい里山の風景が見られる景勝地で、「日本の棚田百選」にも選ばれています。鴨川市街の西側にある嶺岡山系のふもとにあり、東京からは車で1時間半程度と最も近い棚田です。
春の田植え前のシーズンには、棚田が水を張った鏡のようになり、空が反射する風景が広がります。夏には緑に覆われ生命力に満ちた様子で、秋には黄金色の稲穂が揺れる光景や、棚田と彼岸花のコントラストを楽しむことができます。冬にも雪景色が見れるため、年間を通して異なる表情を見せてくれます。こだわりの1枚をぜひ写真に残しましょう。 (畔などには立ち入りできません)
また、例年10月に行われるライトアップは、鴨川市でも特に人気イベントのひとつ。LEDキャンドルでライトアップされた幻想的な世界は、癒されること間違いありません。
大山千枚田は棚田オーナー制度を運営してこの景観を保全しています。毎年ここで農作業できるチャンスがあります。ぜひご応募いただき、棚田保全にご支援ください。
- 住所
- 鴨川市平塚540
- 電話番号
- 04-7099-9050