成田山新勝寺｜スポット・体験｜千葉県公式観光サイトちば観光ナビ

成田山新勝寺

成田のお不動さまとして親しまれる、関東三大不動のひとつ

御護摩祈祷（おごまきとう）や交通安全祈願で知られ、正月三が日には約300万人、年間約1,000万人もの参詣客が訪れる、外国人にも人気のパワースポット成田山新勝寺。真言宗智山派の大本山で全国各地の不動尊信仰の総府です。

御本尊は平安時代、真言宗の開祖である弘法大師が祈りを込めて彫り開眼した不動明王。平将門の乱を鎮めるため寛朝大僧正によって京都から成田の地に奉安、940年に成田山新勝寺が開山されました。

境内には江戸時代に建立され、国の重要文化財に指定された光明堂・釈迦堂・三重塔・仁王門・額堂の5棟をはじめ、多くの伽藍（がらん）が建ち並んでいます。それぞれに恋愛成就、開運厄除、健康長寿、商売繁昌、学業成就などさまざまな利益があるといわれ、源頼朝、水戸光圀、市川團十郎といった多くの著名人も成田山を信仰しました。また境内の東側には東京ドーム約3.5個分、約16万5000平方mにも及ぶ大庭園「成田山公園」があり、春は梅や桜、秋は紅葉など四季折々の美しさを楽しめます。

2月は節分会、4月は成田太鼓祭、7月は成田山祇園会、12月末には、御本尊不動明王へ一年の御加護に感謝する「納め札お焚き上げ柴灯大護摩供」が行われるなど、たくさんの年中行事も企画されています。

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節分会（2月）

大本堂で行われる節分会。国土安穏・万民豊楽・五穀豊穣・転禍為福、特に疫病退散を祈願して一年の幸福を祈ります。「鬼は外」の掛け声はなく「福は内」のみ。例年大相撲力士をはじめ、多くの著名人が年男として参加し、大本堂前で盛大に豆をまきます。

成田山新勝寺節分会

成田太鼓祭（4月）

成田山新勝寺と成田山表参道一帯を舞台に、全国各地から集まった実力派の和太鼓演奏者により、毎年4月中旬の2日間にわたって行われる日本屈指の太鼓の祭。陽春の大気を震わせ、身体の奥底に響き渡る太鼓の轟音とパフォーマンスとが圧倒的な迫力で繰り広げられます。観客は例年20万人を超え、成田は日本で最も熱く賑やかな街になります。

成田太鼓祭公式サイト

千願華太鼓（せんがんはなだいこ）: 成田太鼓祭の幕開けを告げるイベント。大本堂の回廊から見ると迫力満点です。

参道ステージ: 成田山表参道沿い・成田山新勝寺周辺に設置された特設ステージで各太鼓団体の演奏が繰り広げられます。

成田山千年夜舞台（なりたさんせんねんよぶたい）: かがり火が焚かれた幽玄な舞台で開かれる特別な演奏会

成田山公園

1928年に完成した自然豊かな大庭園。竜智、竜樹、文殊と名づけられた3つの池があり、竜智の池にある浮御堂は憩いの場として人気。移りゆく四季の風景を楽しめます。松尾芭蕉や高浜虚子など著名な文人達の句碑が建っており、成田には俳句や歌をたしなんでいた人々が多くいた足跡を感じられます。

成田山公園

竜智の池

浮御堂

池

雄飛の滝（ゆうひのたき）

西洋庭園

高浜虚子の句碑

成田山公園の春・秋

3月下旬～4月上旬、ソメイヨシノやしだれ桜、河津桜などの約350本のさくらは、平和大塔下や竜智の池周辺にその美しい姿を映し出し、たくさんの花見客を楽しませます。秋風が吹く頃になると公園はまるで錦絵のような日本庭園に変貌。紅葉やイチョウなど約250本の樹々は、例年11月中旬～12月上旬、赤や黄色に色づき「紅葉まつり」が行われます。

成田山公園紅葉まつり