千葉でおすすめの花摘みスポット15選!周辺のおすすめ観光地も紹介
千葉県は、実は国内有数の花の産地だと知っていましたか?
中でも早春にかけて行われる”花摘み体験”は、子どもから大人まで楽しめるおでかけ先として幅広い層から人気です。
そこで今回は、千葉県でお花摘みに行きたいスポットを15ヶ所集めました!各スポットの魅力に加えて、花摘みに参加する方法やアクセスをチェックしましょう。また、花摘みスポットの近くにあるおすすめ観光スポットもあわせてご紹介します!
【南房総市にある花摘みスポット】
県内には花摘みスポットが点在していますが、とくに南房総市にはたくさんの花摘みスポットがあり、12月から菜の花が咲き始めるなど、関東地方で最も早く春の訪れを感じられるエリアです。まずは、そんな南房総市にある花摘みスポットを紹介します。
1.千田(せんだ)の花畑
道の駅ちくら潮風王国の前面に広がる「千田の花畑」。1月〜3月は道路沿いに露天風のお花屋さんが並びます。花の種類は、菜の花やポピー、ストック、キンセンカ、ベニジウム、リナリアなど。花摘みをしたら小屋ですぐに包装してくれるので、道の駅に寄るついでの感覚で手軽に体験できます。ドライブで向かう際には、カーナビで道の駅ちくら潮風王国を目的地に設定すると良いですよ。
■期間:1月〜3月
■場所:南房総市千倉町千田1033
■アクセス:[電車・バス]JR千倉駅からJRバス白浜方面行きで千田下車、徒歩5分
[車]富津館山道路富浦ICから約20km
■駐車場:あり 道の駅ちくら潮風王国駐車場
2.白間津(しらまづ)のお花畑
「白間津のお花畑」は約20軒の花摘み園が集まるお花畑で、キンセンカ・ストック・ポピーなどが咲いています。太平洋に面したエリアにあるため、海と山の景色を同時に見ながら花摘みを堪能できるという絶好のロケーション!そんな美しい景色を求めて、写真撮影や写生のスポットとしても人気なのだとか。花摘みだけでなく景色を楽しむには、うってつけのスポットです。休日はかなり混み合うことが予想されるので、余裕を持ったスケジュールで足を運ぶのがおすすめですよ。また、お花畑内にある花農家さんから、切り花を購入することもできます。
■期間:1~3月下旬
■場所:南房総市千倉町白間津
■アクセス:[車]富津館山道路富浦ICから35分
■駐車場:あり【普通車台数】23台
3.大川のお花畑
南房千倉大橋のそばにある「大川のお花畑」は、海から最も近いお花畑として知られています。白間津、平磯、千田、大川地区を総称して七浦と呼び、それぞれのエリアに花畑がありますが、ここはまさに花摘みの穴場的な存在。大川地区は花の咲くのが房総エリアの中でも最も早いのだとか。どこよりも、いち早く花摘みを楽しみたい人におすすめのスポットです。
■期間:1月〜3月
■場所:南房総市千倉町大川
■アクセス:[車]富津館山道路富浦ICから約21km
■駐車場:あり 店の前に数台、近隣の南房千倉大橋の公園駐車場
4.千倉(ちくら)町内の花畑
千倉町の白間津、七浦地区は、黒潮の影響で、道の駅地区全域が真冬でも霜が降りない常春の地です。切り花の露地栽培が盛んで、菜の花・金魚草・キンセンカ・ストックなど、数多くの花が12月下旬から3月中旬にかけて開花します。道路を挟んで山側と海側の両方に広大な花畑が広がっているため、花の絨毯を敷きつめたような光景を見ることができます。
■期間:1月上旬~3月中旬
■場所:南房総市千倉町白間津、七浦地区
■アクセス:[車]館山自動車道、君津IC又は東京湾アクアラインから国道127号線・富津館山自動車道、富津中央IC経由富浦IC・国道127号線、館山市→千倉町へ約140km(又は80km)
■駐車場:あり【普通車台数】30台
5.粕谷(かすや)農園
「粕谷農園」は、房総半島の先端の内陸部に位置し、平久里川沿岸の平野部と丘陵から温暖な南房総の豊かな自然に囲まれたところにある花摘みスポットです。館山湾に注ぐ平久里川上流のほとりには、色とりどりのお花畑が広がります。春はポピーを摘んで、秋はコスモス狩りで季節を感じられるほか、食用菜花摘みも楽しめます。
■期間:1月上旬~3月下旬
■場所:南房総市千代148
■アクセス:[電車・バス]JR内房線館山駅から館山日東バス平群車庫行き千代原下車徒歩10分
[車]富津館山道路富津ICより
■駐車場:あり
6.平磯(ひらいそ)の花畑
「平磯の花畑」は地元の花農家が集まって営む花摘み園で、白間津、大川、千田とあわせて「七浦地区の花畑」と総称されています。栽培している花はポピーやストック、矢車草、キンセンカ、菜の花など7種類ほどで、ピーク時は一面に咲き誇り、花のじゅうたんのような景色が広がります。畑内に無断で立ち入りはできませんが、花畑の周りを散策するのは自由です。花のじゅうたんを一目見に行って癒されてみてはいかがでしょうか?
■期間:1~3月下旬
■場所:南房総市千倉町平磯
■アクセス:[電車・タクシー]JR千倉駅からタクシーで10分
[車]富津館山道路富浦ICから車で30分
■駐車場:あり
7.花の里 フローラルビレッジ名倉
「花の里 フローラルビレッジ名倉」は海に面した花畑で、露地で咲かせた花々が畑一面を彩ります。ストックやポピー、キンセンカ、菜の花、矢車草、金魚草など、海風と太陽の光を受けて育った露地栽培の元気なお花をぜひお持ち帰りください。花摘みは、11月から6月中旬頃まで、長期間にわたって楽しめるのが魅力です。4~5月にはソラマメ、9~10月には落花生と、房総名物の収穫体験も!入園料は500円で、10本までの花摘み料が含まれています。また、花摘みの時期以外は、喫茶店やワークショップスペースとして営業しているので、1年中いつでも楽しめますよ。
■期間:1月上旬~4月下旬
■場所:南房総市白浜町白浜5818-1
■アクセス:[電車・バス]JR内房線千倉駅からバス白浜行き「名倉」下車徒歩3分
[車]館山自動車道、木更津南ICから国道127号線・富津館山自動車道(竹岡IC~富浦IC)経由、約1時間20分
■駐車場:あり
8.花園地区の花畑
2月上旬には抱湖園の元朝桜と菜の花が同時に咲き、桜まつりが開催されます。入口付近では水仙やストック、キンセンカ、金魚草などの花が咲いていますよ。また同じ地区にある和田漁港は全国に4ヶ所しかない捕鯨基地の一つで、周辺にはクジラ料理の店が多く点在しています。花とクジラ料理で、この地区の魅力を存分に味わってみてください。
■期間:2月上旬
■場所:南房総市和田町花園146
■アクセス:[電車・徒歩]JR内房線和田浦駅から徒歩25分
[車]館山自動車道、君津ICから房総スカイライン・鴨川有料道路経由で、約60分
■駐車場:あり
【鋸南町(きょなんまち)にある花摘みスポット】
鋸南町は、花摘みができるだけではなく、越前、淡路とならぶ水仙の日本三大群生地の一つでもあります。
可憐な水仙やハイキングコースを楽しめるスポットを2ヶ所ご紹介します!
1.をくづれ水仙郷
水仙の里「をくづれ水仙郷」は、「江月水仙ロード」と並ぶ水仙の見どころです。山間部に位置し、山の斜面を利用した水仙の栽培地では、佐久間ダムから北へ向かう往復2.2kmほどの間を水仙がびっしりと咲きみだれます。緑の香と水仙の香が調和する癒しの空間が広がり、水仙を追いかけるように菜の花や梅も咲き誇り、花を愛でながらのハイキングが楽しめます。また、鋸南町保田の水仙は、江戸時代の安政年間(1854〜60年)の頃から元名水仙として船で江戸に運ばれていました。そして今でも毎年、800万本もの水仙が出荷されています。12月中旬から1月いっぱいは「水仙まつり」と題してさまざまなイベントも行われます。
■期間:12月中旬〜1月末
■場所:鋸南町大崩1399-3
■アクセス:[電車・バス]JR内房線保田駅または安房勝山駅から町営循環バス赤バス・青バス終点下車
[車]富津館山道鋸南保田ICから信号を右折
■駐車場:あり【普通車台数】30台
Column
江月(えづき)水仙ロード
「江月水仙ロード」は、江月地区の町道の両側約3kmに水仙が咲き乱れます。片道30分~40分ほどのハイキングコースで、御堂から山頂まで至ると気分も爽やかに心地よくなります。暖かい春の陽の光の下で風が弱い日には、可憐な花とほのかな香りが漂いますよ。ニホンスイセンの見頃は例年12月中旬〜1月末にかけて。土地の気候条件により香りが豊かで背丈が高いのが特徴で、あたり一面が白い絨毯のような絶景を楽しむことができます。最盛期の1月には「水仙まつり」が開催され、道沿いには農産物や水仙を販売する露店が設置されます。駐車場が道の駅保田小学校のすぐそばにあるので、帰り際に道の駅でお買い物を楽しむこともできます。
※お花摘みスポットではありません。
■期間:12月中旬〜1月末
■場所:鋸南町江月560
■アクセス:[電車]JR内房線保田駅から徒歩15分で水仙ロード入口[車]富津館山道鋸南保田ICから信号を左折(江月水仙ロード)
■駐車場:あり【普通車台数】160台
【電車と徒歩でも行ける花摘みスポット】
車移動での移動はできないけれど、花摘みをしてみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、電車と徒歩でも行くことができる花摘みスポットをご紹介します。
1.菜な畑ロード【駅から徒歩15〜20分】
「菜な畑ロード」は約1万坪の菜の花畑で春を実感できる、ひと足早く春が訪れる房総ならではの観光スポット!鮮やかな黄色に囲まれ、思いっきり春を感じられます。期間中には花摘み(10本/150円)の体験が可能で、会場内では、食用菜花や野菜、果物などの販売もあります。また、菜な畑ロードで撮影した写真のフォトコンテストも開催されているので、思い出作りに参加してみてはいかがでしょうか。
■期間:1月上旬〜3月上旬
■場所:鴨川市横渚1450
■アクセス:[電車・徒歩]JR外房線安房鴨川駅から徒歩15〜20分
[車]館山自動車道「君津」ICを降り、すぐの交差点を左「鴨川」方面へ
「房総スカイライン」および「鴨川有料道路」経由、
「鴨川警察署」の交差点を左折し、道なりに進むと「菜な畑ロード」の看板が見えてくる
■駐車場:あり
2.和田浦の花畑【駅から徒歩20分】
「和田浦の花畑」は、南房総有数の広大な花園。温暖な気候の和田浦は、有名な寒桜の名所で、抱湖園(ほうこえん)を築いた間宮七郎平(まみやしちろうべえ)の尽力もあって、花卉栽培が盛んな地域です。12月から5月にかけて菜の花やストック、フリージア、チューリップ、キンセンカ、寒菊、グラジオラス、矢車草、カーネーション、アイリスなどさまざまな花が咲きます。
■期間:12月下旬~5月上旬
■場所:南房総市和田町花園
■アクセス:[電車・徒歩]和田浦駅から徒歩20分
[車]富津館山道路富浦ICから約20km
■駐車場:あり
【道の駅でも花摘みを】
ドライブで寄り道をする場所として定番の道の駅。
そんな道の駅でも花摘みができます!周辺を車で観光する際には、ぜひ花摘みも予定に組み込んでみてはいかがでしょうか。
1.道の駅鴨川オーシャンパーク
「道の駅鴨川オーシャンパーク」では、4月上旬頃まで、海を臨む絶好のロケーションで露地栽培の花摘みが楽しめます。咲いているのはストックや矢車草、ベニジューム、ポピー、菜の花など。お家へのお土産にもぴったりです。花摘みのほかにも物産館やレストラン、足湯、さらに、ドッグランやウォーキングギャラリーなどの施設も充実しています。
■期間:2月上旬~4月上旬
■場所:鴨川市江見太夫崎22番地
■アクセス:[バス]日東交通太夫崎バス停から1分
[電車・徒歩]JR内房線江見駅から徒歩約20分
[車]館山自動車道君津ICから房総スカイライン、鴨川有料道路経由、R128館山方面へ20分
■駐車場:あり
2.道の駅三芳村鄙(みよしむらひな)の里
「道の駅三芳村鄙の里」では、ポピーや食用菜花の摘み取りが体験できます。黄色い花がきれいな菜の花は、食卓に並ぶと春の訪れを感じられますよ。花摘み以外にも、野菜の直売所では朝一番に採った新鮮な野菜を購入でき、併設されている「みるく工房」では、「三芳村牛乳」の製造過程の見学が可能です。また農村レストラン「カントリーマム」では、南房総の旬の野菜をたっぷり使ったメニューを堪能でき、田舎の風景を見ながらの食事は格別。花摘みの前にお腹も満たしてみてはいかがでしょうか。
■期間:1月下旬~3月中旬 ※要問い合わせ
■場所:南房総市川田82-2
■アクセス:[車]富津館山道富浦ICから6.5km、車で10分
■駐車場:あり
3.道の駅 おおつの里 花倶楽部
道の駅「おおつの里・花倶楽部」は、総面積4,000坪の敷地内で、露地栽培や温室ハウス栽培によって育てられた種類豊富な花々を心ゆくまで観賞することができます。もちろん、お気に入りの花があれば摘み取りも可能です。花の種類はポピーや金魚草、ストック、スターチス、カーネーション、なでしこ、ストレリチア、アルストロメリアなど。花に加えフルーツを栽培している花倶楽部では、フラワーアレンジメント体験、イチゴ狩りなどもお楽しみいただけます。お花摘みは雨でも可能なので、天気を気にせず足を運べるのがうれしいポイントです。
■期間:11月下旬~5月中旬
■場所:南房総市富浦町大津320
■アクセス:[電車・バス]JR内房線富浦駅から町民バスで約15分
[車]富津館山道富浦ICから約3km、車で5分
■駐車場:あり
お花摘みスポットMAP
- 千田(せんだ)の花畑
- 白間津のお花畑
- 大川のお花畑
- 花摘み/千倉町内の花畑(白間津、七浦地区)
- 花摘み/道の駅三芳村鄙の里・粕谷農園
- 平磯(ひらいそ)の花畑
- 元朝桜/抱湖園
- をくづれ水仙郷
- 江月(えづき)水仙ロード
- 菜な畑ロード/鴨川市
- 和田浦の花畑
- 花摘み/道の駅 鴨川オーシャンパーク
- 花摘み/道の駅おおつの里花俱楽部
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【花摘み前後に行きたい、周辺のおすすめスポット】
花摘みスポット周辺には、ほかにも観光にぴったりな場所があります!今回は子どもも大人も楽しめる、おすすめのスポットを厳選してご紹介します。
1.館山ファミリーパークキャンプ場 by RECAMP
2021年7月に、館山ファミリーパーク跡地をオートキャンプ場としてリニューアルした「館山ファミリーパークキャンプ場 by RECAMP」。花やヤシの木が生い茂り、まるで南国のようなロケーションを楽しめます!そんな場所でのキャンプは非日常的で、リラックスした時間を過ごせるでしょう。管理棟内にはキッズスペースもあり、お絵描きやブロック遊び、バドミントンなどもそろっています。エアコンも完備されているので、季節問わず快適に遊べるのも魅力です。お子さんを連れて、家族でのバケーションにぴったりです。花摘みの前日にキャンプでの宿泊はいかがでしょうか。
■場所:館山市布沼1210
■アクセス:[車]富津館山道路・富浦ICから車で約25分
■駐車場:あり
2.アロハガーデンたてやま
「アロハガーデンたてやま」は、房総の魅力500選にも認定されている道の駅南房パラダイスに併設されている施設です。県内最大規模を誇る動植物園やフラテラスのほか、ハワイアン料理を楽しめるレストランもあり、南国気分を味わえます。動物園「アロハZOO」では動物たちと触れ合うことができ、子どもから大人まで楽しめるでしょう。夏休み限定企画やインコの餌付け体験、土日祝はフラショーが開催されるなど、期間や曜日によってさまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
■場所:館山市藤原1497
■アクセス:[電車・バス]JR内房線館山駅からJRバス洲崎方面行「南房パラダイス前」下車
[車]富津館山道路・富浦ICから約30分
■駐車場:あり
3.洲埼(すのさき)灯台
「洲埼灯台」は、国登録の有形文化財にもなっている高さ約14.75mの灯台です。眺望台からの景色は絶景で、晴れた日には富士山や伊豆大島、三浦半島などを眺めることができます。灯台の周りには地元の人たちが菜の花やマーガレットを植栽しており、時期になると黄色や白の花が咲きます。美しい夕日を眺めながら、1日を締めくくってはいかがでしょうか。
■場所:館山市洲崎1043
■アクセス:[車]富津館山道富浦ICから約40分
■駐車場:あり
まとめ
千葉県の花摘みスポット特集はいかがでしたか?
千葉県内には、花摘み体験ができる場所がたくさんあります。気になったスポットはぜひ、詳細ページもチェックしてみてくださいね。
いちご狩りと一緒に楽しむのもおすすめ
お花摘みと合わせて、いちご狩りを楽しむのはいかがでしょう?
千葉県のいちご狩りスポットをまとめた特集もぜひご確認ください!詳細は下記ボタンから。