成田空港発、公共交通で行く佐原モデルコース(半日)
- 所要時間
- 約7時間
- 交通手段
- 電車、バス
成田空港
楽しみ方満載!日本を代表する空の玄関口
日本を代表する空の玄関口として知られる「成田国際空港」には、飛行機をご利用になるお客様以外でも、楽しめる要素が盛りだくさんです。
例えば第1ターミナルと第2ターミナルには、駐機している飛行機や、迫力ある離着陸シーンが見れる展望・見学デッキが設置されており、誰でも無料で入場することが可能です。また、第1ターミナル~第3ターミナルには、和食や洋食、中華などのグルメを存分に満喫できるレストランやカフェ、フードコートが併設されています。さらに、各種ブランドのショップも入っているため、空港で1日過ごしても退屈することはないでしょう。
- 住所
- 成田市古込1-1
- 電話番号
- 0476-34-8000
- 成田空港より京成本線乗車後、JR佐原駅よりバス乗車約20分
香取神宮
「香取さま」と親しまれる全国屈指の古社
茨城県の鹿島神宮と共に「鹿島さま、香取さま」と親しまれる香取神宮は、関東を中心に約400社ある香取神社の総本宮。その歴史は古く、創建は神武天皇18年(紀元前678年)と伝えられ、御祭神は日本書記に登場する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で勝利の神様。下総国一宮で明治以前から「神宮」の称号を与えられていたのは、伊勢・香取・鹿島の三社のみという、日本屈指の名社です。
香取神宮のシンボル的な建物は鮮やかな朱色の楼門。重要文化財に指定されており、楼上の額は「東郷平八郎」の筆です。檜皮葺(ひわだぶき)の屋根に黒を基調とした美しい本殿や経津主大神の荒魂を祀る奥宮、地震を抑える要石など見どころがいっぱい。樹齢1,000年を越える御神木や徳川光圀公が植えたとされる黄門桜もあります。また、国宝の海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)などたくさんの国・県指定の文化財を所有しています。
春はさくら、秋は紅葉が美しく、2月に節分祭、4月に御田植祭と神幸祭、11月に大饗祭、12月には団碁祭など1年を通じて多くの祭典がありますので、ぜひ訪れてみてください。
- 住所
- 香取市香取1697-1
- 電話番号
- 0478-57-3211
- 営業時間
- 【授与所、御朱印受付の時間】(通常)8:30~17:00
【祈祷受付】8:30~16:30
【宝物館受付】8:30~16:00 - 休業日
- 無休
香取神宮よりバス乗車後JR佐原駅下車徒歩10分
だし処 まにまに
房総ジビエと天然だしの絶妙なハーモニー
「身体にやさしい天然だしのおいしさをもっと知っていただきたい」と、佐原の小野川沿いに2019年お店をオープン。名物の「小野川カレー」は終日提供しておリ、昼はだし茶漬けと定食、夜はお酒と一品料理が楽しめます。
- 住所
- 香取市佐原イ498-8
- 電話番号
- 090-3202-8848
- 営業時間
- 11:00~14:00(水~日曜日)、17:00~22:00
- 休業日
- 火曜日、12月31日(日)・2024年1月4日(木)※2024年1月1日(月・祝)~3日(水)は営業
徒歩で約5分
水郷佐原山車会館
豪華な山車や大迫力の日本一の大人形!佐原で江戸の伝統に触れる
北総の小江戸とも呼ばれる佐原。「江戸優り(まさり)」と呼ばれる独自の文化を築き上げ、その集大成である「佐原の大祭」や「佐原囃子」は、ユネスコ無形文化遺産(国指定重要無形民俗文化財)に登録されています。水郷佐原山車会館は、これらの伝統や文化を後世に伝えるための3階建ての施設です。
1階には山車展示室とビデオシアターがあり、実際に「佐原の大祭」で使用される豪華な山車を展示。お祭りの熱気や山車の迫力を体感できます。2階展示室ではお祭りを盛り上げる佐原囃子の楽器、山車彫刻などを見て楽しめます。3階企画展示室では「佐原の大祭」の象徴として圧倒的なインパクトを持つ、人形師の魂が込められた日本一の大人形を間近で見学可能。大人形は毎年入れ替えが行われ、違った展示内容を楽しめます。
施設を通じて、約300年にもわたり受け継がれてきた粋な江戸優りの文化に触れられ、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。
- 住所
- 香取市佐原イ3368(八坂神社境内)
- 電話番号
- 0478-52-4104
- 営業時間
- 9:00~16:30
- 休業日
- 月曜日(国民の祝日は開館)、年末年始
徒歩で約5分
佐原町並み交流館・佐原三菱館
佐原の町歩きに外せない!歴史や文化を伝える観光拠点
「北総の小江戸」と称される佐原は、かつては利根川の水運で栄えた町。利根川の分流である小野川が町の中心を走り、川沿いには旅館や商店が軒を連ねていました。町には今でも当時の活気を偲ばせる歴史ある建物が大切に残されており、どこか懐かしい風景を求めて多くの人が訪れます。
町歩きをより充実させたいなら、まずは「佐原町並み交流館」に立ち寄るのがおすすめ。重要伝統的建造物群保存地区の一画にあり、佐原を代表する洋風建築であった三菱館(旧三菱銀行)を拠点に観光案内を行っています。近隣の観光情報を収集できるだけではなく、事前予約をすれば名所や施設を巡るガイドツアーも利用可能です。
また、地元の工芸品やアート、古い町並みのドールハウスなどの常設展示のほか、多彩なイベントや特別展・企画展も開催。県の有形文化財に指定された三菱館は一般公開されており、レトロモダンな雰囲気が漂う上質な空間を鑑賞できます。
- 住所
- 香取市佐原イ1903-1
- 電話番号
- 0478-52-1000
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休業日
- 第2月曜日(祝日の場合は翌平日)、元旦
- 徒歩で約3分
伊能忠敬記念館
国宝の伊能図や測量器具を見学!日本地図への理解が深まる記念館
伊能忠敬は、江戸時代に日本で初めての実測に基づく全国地図を完成させた人物。この記念館は忠敬の業績を称え、地図に対する理解を深められる施設です。
館内では忠敬が使用した測量器具、測量図、日記などの貴重な関係資料が保管・展示されています。また、忠敬の人生を年代に沿って追いかけ、その業績の集大成である「伊能図」を紹介しています。「伊能図」を含む国宝「伊能忠敬関係資料」は2ヶ月ごとに展示替えを実施。定期的に訪れることで、新しい刺激を受けられるでしょう。
川を挟んだ向かい側には、商家造りで瓦葺手家建ての「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)があります。モダンでどこか懐かしさを感じさせる記念館や旧宅は、昔ながらの建物が残る佐原の街並みに溶け込んでいます。
- 住所
- 香取市佐原イ1722-1
- 電話番号
- 0478-54-1118
- 営業時間
- 9:00~16:30(※「佐原の大祭」期間中の土~日曜日は18:00まで開館)
- 休業日
- 月曜日(祝日の場合は開館)、12月29日~1月1日
※「あやめ祭り」開催期間中は無休。あやめ祭りが中止の場合、月曜日は休館
- 徒歩で約3分
CAFE NETAIMO
散策途中の休憩にピッタリなひんやりスイーツ「芋ぺちーの」
佐原の町の休憩所として人気の「さわら町屋館」内にある「CAFE NETAIMO」。香取市でさつまいもの生産・加工・販売のすべてを担う「しばやま農園」が展開するカフェです。
看板商品の「芋ぺちーの」は、お芋との相性抜群な黒蜜味。焼き芋のシェイクにたっぷりのホイップクリームとブラウンシュガーシロップがかけられ、アクセントには芋けんぴが。SNS映えする見た目とちょうどよい甘さがクセになり、散策の休憩にはもってこいのスイーツです。季節によっては限定品が出ることもあるので要チェック!
寝かせて熟成させた「寝た芋」は、手間暇をかけて焼き上げられ、ここでしか味わえない甘みと旨味を楽しめます。
- 住所
- 香取市佐原イ499-1(さわら町屋館)
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 休業日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 徒歩で約2分
小江戸さわら舟めぐり
江戸情緒が残る歴史的景観の町並みを観光船で楽しむ
「伊能忠敬旧宅」の目の前にある「だし」と呼ばれる荷揚げ場が乗船場になっています。そのすぐ上にかかっている橋は、「残したい日本の音風景100選」に選定された樋橋(とよはし)。かつて小野川をまたいで農業用水を通すために大きな樋がかけられ、その上に人が通れるよう板を渡したのが樋橋です。樋から水があふれ落ちる音から「ジャージャー橋」と呼ばれるようになりました。現在は30分ごとに落水する美しい風景を見ることができます。
また、冬になると船内にコタツが設置され、寒さを忘れて舟めぐりを満喫できますよ。
- 住所
- 香取市佐原イ1730-3
- 電話番号
- 0478-55-9380
- 営業時間
- 運行時間 10:00~16:30
※季節により運行終了時間の変動あり - 休業日
- 不定休