上総国一之宮 玉前神社
1200年余りの歴史があるパワースポット
創建時期は不明ですが、平安時代の文献にも記されており1200年あまりの歴史をもつ、上総国一之宮の格式ある神社。ご祭神は玉依姫命で縁結び、子授け、安産などにご利益があるとされ、源頼朝の妻政子が安産の祈願をしたことが広く知られています。
珍しい黒漆塗り、権現造の社殿は1687年造営で千葉県指定有形文化財。国指定重要文化財の梅樹双雀鏡等も所蔵されており、上総神楽と上総十二社祭りは千葉県無形民俗文化財に指定されています。
富士山山頂、出雲大社などのパワースポットが並ぶ「ご来光の道・レイライン」。そのレイラインの東の起点がここ玉前神社であることから関東屈指のパワースポット、またよい気があると言われ開運や商売繁盛を祈願する参拝者も多く訪れます。
千名余りの裸の男たちが神輿を担いで疾走するさまが圧巻の「裸祭り」とも呼ばれる十二社祭りは、807年創始と伝えられ、房総半島の浜降り神事の中でも最古の歴史があります。
梅樹双雀鏡
梅樹双雀鏡は、玉前神社に伝わる神聖な鏡で縁に穴が2つあることから御正体(神体)として神前に掛けていたと思われます。白銅で作られた丸い鏡の大きさは直径約20.5cm、厚さ3.5cm。鏡の背面(模様のある面)には、大きな梅の木と2羽の雀が描かれています。鎌倉時代の作ですが、鋳成も良く、わが国の和鏡の中でも優れたものの一つです。1953年11月14日に国の重要文化財(工芸品)に指定されました。
※千葉県立中央博物館大多喜城分館へ寄託中
玉前神社神楽(上総神楽)
江戸時代から伝わる神楽は上総神楽(かずさかぐら)の名で親しまれています。その歴史は古く、1711年に玉前神社の境内に神楽殿を造り奉納したとの記録が残されています。また、江戸の神官が土師流神楽を伝授したことがわかっています。
現在は上総神楽保存会がその技を継承しており、玉前神社の春と秋の祭礼をはじめ年間7度奉納されています。1958年4月23日、千葉県の無形民俗文化財に指定されました。
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基本情報
- 住所
- 千葉県長生郡一宮町一宮3048
- 電話番号
- 0475-42-2711
- アクセス(車)
- 国道128号沿い、九十九里有料道路一宮出口より車で5分
- アクセス(鉄道)
- JR外房線上総一ノ宮駅下車、徒歩約8分
- 駐車場(乗用車/台数)
- 50台
- 駐車場(大型バス/台数)
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- 無料
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