秋の例大祭・庖丁式奉納(旧神嘗祭)/高家神社
料理の神様を祀る神社で魚を捌く、平安時代のおごそかな儀式
高家神社(たかべじんじゃ)は、日本で唯一、料理の神様「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」を祀る神社です。この神様は日本書紀にも記されており、味噌や醤油などの神としても有名です。毎年10月17日の秋の例大祭では、平安時代の宮中行事を再現した「庖丁式」が奉納されます。
庖丁人は烏帽子や直垂(ひたたれ)などの装束をまとい、いっさい手を触れずに庖丁と真魚箸(まなばし)だけを使って真鯛などの魚を捌きます。その素晴らしい技と古式ゆかしい所作は、見ている側の背筋も伸びる厳粛さです。この儀式は、かつて神前で行われたおごそかなものでしたが、現在は一般公開されており、プロの料理関係者はもちろん、料理好きな多くの人々が訪れます。
神社では「料理上達」のお守りや、庖丁式がモチーフの手ぬぐいも頒布されます。料理好きならぜひご利益をいただきたいところです。足を運び、新しい料理のインスピレーションを受け取ってはいかがでしょうか。
- カテゴリー
- 祭り・伝統行事・伝統芸能
基本情報
- 開催期間
- 2024年10月17日(木)
- 開催場所
- 高家神社
- イベント備考
- 11:00~12:00
- 住所
- 〒295-0012 千葉県南房総市千倉町南朝夷164
- 電話番号
- 0470-44-5625(高家神社社務所)
- 営業時間
- 授与所 9:00~17:00
※境内見学自由 - 定休日
- 無休
- アクセス(車)
- 富津館山道路 富浦ICから約25分
- アクセス(鉄道)
- JR内房線 千倉駅から約2km
JR内房線 千倉駅からバス「高家神社入口」下車徒歩約10分、または「千倉橋」下車徒歩約15分 - 駐車場(乗用車/台数)
- 約16台
- 駐車場(大型バス/台数)
- 2台
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。