ベイエリアで和洋の近代建築とアートを堪能

ベイエリアには大正・昭和期に建てられた和洋の近代建築が数多く残されています。

ドイツ風洋館の市川市東山魁記念館で巨匠の作品に触れたら、千葉工業大学津田沼キャンパスへ。

通用門の「工大の赤煉瓦門」は旧陸軍の鉄道連隊の痕跡を知る貴重な建物です。

稲毛にある和風建築の「千葉市ゆかりの家・いなげ」や、日本のワイン王・神谷伝兵衛の別荘として大正7年に建てられた洋館「旧神谷伝兵衛稲毛別荘」では、かつて海辺の保養地として賑わった面影を感じることができます。

千葉市美術館は、旧川崎銀行千葉支店を新しい建物で包むように設計されたレトロモダンな建物で房総ゆかりの作品を満喫できます。

所要時間
交通手段
電車
START
京成中山駅から徒歩で約15分

市川市東山魁夷記念館

「人間・東山魁夷」を知る多彩な展示と向き合うひととき

東山魁夷記念館は、日本画の巨匠、東山魁夷画伯の記念館でゆかりの地市川市に誕生しました。

東山画伯は、戦後まもなく市川市に居を構え平成11年(1999年)に没するまで自宅アトリエで創作に打ち込みました。

記念館は東山芸術の方向性に影響を与えた留学の地ドイツに想をえた八角形の塔のある西洋風の外観を持ち、地上2階となっています。八角形の塔の入口を入るとエントランスホールの右側に展示室があり画伯の年譜や画材、各種企画展示で人生をたどります。

エレベーターで2階にあがり、2階展示室は、作品を鑑賞し、ゆったりと画伯の芸術の世界に浸れる空間です。KAIIの森などを一望できる休憩室もございます。

ショップでは絵葉書、図録などが販売されています。鑑賞の後は、テラスもある開放的なカフェでおくつろぎください。

住所
市川市中山1-16-2
電話番号
047-333-2011
営業時間
10:00〜17:00(入館は16:30)
休業日
月曜日(祝日・休日の場合は翌平日休館)
約15分
JR下総中山駅乗車し約10分
JR津田沼駅で下車し約5分

千葉工業大学通用門(旧陸軍鉄道第二聯隊表門)

在りし日の旧陸軍鉄道第二聯隊を思わせる、貴重な赤レンガの門柱

国内最古の私立工業大学である「千葉工業大学」は、1950年代「旧陸軍鉄道第二聯隊」の跡地に津田沼キャンパスを開設しました。同キャンパスは、数々のテレビドラマのロケ地になったことでも知られています。通用門にある赤レンガの門柱4基は、鉄道第二聯隊の表門として設置されたものです。
「鉄道聯隊」とは、戦地で鉄道の建設や修理に従事する連隊のこと。戦地における人員や物資の補給を担う鉄道聯隊はとても重要な存在でした。この門柱は、鉄道第二聯隊施設の建造物としてただひとつ残っている貴重なもので、1998年には国登録有形文化財に登録されています。
市民からも「工大の赤レンガ門」と愛される歴史の旧跡。津田沼駅付近、総武線の線路沿いにあるので一般の人も気軽に見られます。
住所
習志野市津田沼2-17-1(千葉工業大学)
電話番号
047-475-2111
営業時間
9:00~17:00(スポットは学外のため随時)
休業日
無休(大学は日曜・祝日)
約5分
JR津田沼駅乗車し約10分
JR稲毛駅で下車し約15分

千葉市ゆかりの家・いなげ

当時を伝える和風別荘を見学して、稲毛の歴史を学ぼう

明治中期以降、保養地として多くの文人墨客が訪れた稲毛には、多くの別荘が建てられました。この家もその一つで、清朝最後の皇帝・愛新覚羅薄儀の実弟・薄傑(ふけつ)が、妻・浩(ひろ)と新婚生活を送った場所としても知られています。

建物は主屋と離れの2つに分かれ、どちらも木造平屋のつくり。内部では、障子の結霜ガラスや木瓜窓など、繊細なデザインの数々も見どころです。ここを訪れた人は当時の雰囲気を存分に味わえるでしょう。

また、主屋の洋間には愛新覚羅溥傑夫妻の新婚当時の写真も展示されているので、併せて見学するとより一層理解が深まります。

住所
千葉市稲毛区稲毛1-16-12
電話番号
043-244-5370
営業時間
9:00~16:30
休業日
月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜日も休館)、祝日、年末年始
約10分

旧神谷傳兵衛稲毛別荘

歴史と文化を感じる、稲毛に建てられた美しい洋館

旧神谷傳兵衛稲毛別荘は、日本初のバーとして浅草に誕生した「神谷バー」の創設者であり、”日本のワイン王”といわれた神谷傳兵衛氏が1918年(大正7年)に建てた洋館(別荘)です。

地下1階、地上2階の建物は、全国的にも珍しい初期の鉄筋コンクリート造りです。気品あふれる外観や洋間、和室を備え、歴史や高級感を感じる内装が魅力的。ぶどうを模した天井の飾りや欄間(らんま)など、ワインを愛した神谷氏らしい意匠も見どころです。

海辺の保養地の風情を残すこの洋館は、国の登録有形文化財に指定されており、歴史や文化的な価値が広く認められています。

住所
千葉市稲毛区稲毛1-8-35(千葉市民ギャラリー・いなげ内)
電話番号
043-248-8723
営業時間
9:00~17:15(入場は17:00まで)
休業日
月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日休館)、年末年始
約10分
京成稲毛駅乗車約10分
京成千葉中央駅で下車し約10分

千葉市美術館

多彩な企画展と浮世絵をはじめとする所蔵作品が楽しめる美術館

1995年、中央区役所に併設される形で開館した千葉市美術館。2020年のリニューアルを機に、11階建ての建物すべてが美術館として生まれ変わりました。美術館の中には千葉市内に残る数少ない戦前の建物である旧川崎銀行千葉支店が包み込むように保存され、その建築も見どころの一つです。

作品は「近世から近代の日本絵画・版画」「1945年以降の現代美術」「千葉市を中心とした房総ゆかりの作品」を中心にして集められ、そのハイライトを常設展で見ることができます。独自の視点がひかる多彩な企画展に加え、訪れる人が美術にふれあえる参加・体験型のプロジェクトや、美術に親しむのに役立つ書籍をそろえた図書室もあります。

館内にはカフェやレストラン、ちょい呑み処が設けられており、美術鑑賞の余韻を楽しんだり美術談議に花を咲かせることもできるでしょう。

住所
千葉市中央区中央3-10-8
電話番号
043-221-2311
営業時間
10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
休業日
毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、メンテナンス日
GOAL

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