殿塚・姫塚
桜に彩られる国指定の古墳史跡
殿塚・姫塚は前方後円墳4基・円墳13基からなる芝山古墳群に属している国指定の史跡です。後円部南側にある殿塚は長さ88m・高さ13mで、山武地方最大級の墳丘墓となっています。規模や埋葬品から当時この地を治めていた盟主が被葬者と推測されました。
一方の姫塚は長さ58.5m・高さ6mで前方側面南側に位置しています。姫塚は特に保存状態が良く、1956年の調査ではほぼ完全な形の埴輪列(はにわれつ)が発掘されました。殿塚・姫塚は6世紀末から7世紀初頭の古墳で、この埴輪列の出土によって形象埴輪配列の意味が解き明かされました。
また、周辺には100本前後のソメイヨシノが植林されています。春先は桜の美しさと歴史のロマンを同時に楽しめる隠れた名所です。儀式・パレードの再現といった独特な催しで知られる「はにわ祭り」を毎年11月に開催。芝山町最大級の祭ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
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基本情報
- 住所
- 千葉県山武郡横芝光町中台1462
- 電話番号
- 0479-84-1358(横芝光町社会文化課)
- アクセス(鉄道)
- 成田空港第2ターミナルから空港シャトルバスで約27分、「横芝中台(殿塚・姫塚)入口」下車徒歩約5分
- 駐車場(乗用車/台数)
- なし
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。