ちば観光ナビ

千葉県銚子市は東京から直線距離で100キロメートルの関東最東端のまちとして知られており、東と南を太平洋に、北は利根川というように三方を水に囲まれ、海に突き出た半島地形をしています。

銚子市は、約300万年前の地層（屏風ケ浦）など地球の歴史を体感できる場所が点在し市全体が日本ジオパークに認定されています。

銚子市は春キャベツ生産量日本一・日本一早い初日の出・灯台参観者数日本一（犬吠埼灯台）・カモメの種類とカモメ類飛来数日本一と数多くの日本一記録を持っている市でもあります。（2024年9月現在）

〈東京駅から銚子駅までのアクセス〉

・東京駅から特急「しおさい」で約1時間50分（直通）

・東京駅から総武線快速で千葉駅で総武本線に乗り換え銚子駅まで約2時間20分

〈千葉駅から銚子駅までのアクセス〉

・千葉駅から特急「しおさい」で約1時間20分（直通）

・千葉駅から総武本線で約2時間（直通）

〈横浜駅から銚子駅までのアクセス〉

・横浜駅から東京駅で乗り換え特急「しおさい」で約2時間30分

・横浜駅から横須賀線で千葉駅で総武本線に乗り換え銚子駅まで約3時間

〈大宮駅から銚子駅までのアクセス〉

・大宮駅から上野東京ラインで東京駅で乗り換え特急「しおさい」で約2時間30分

・大宮駅から上野東京ラインで東京駅で総武線快速に乗り変え千葉駅で総武本線で乗り換え銚子駅まで約3時間10分

〈成田空港から銚子駅までのアクセス〉

・成田空港から京成本線快速で京成成田で下車後成田駅に徒歩5分、成田駅から成田線に乗車し約1時間30分

・成田空港から成田線快速で成田駅で成田線に乗り換え銚子駅まで約1時間30分

【車でのアクセス】

・東京方面から東関東自動車道佐原香取ICから銚子方面へ約1時間

・千葉市方面から千葉東金道路-銚子連絡道路－横芝光ICから銚子方面へ約1時間

・水戸市方面から国道51号鹿嶋国道124号銚子方面へ

※参考のルート・目安の時間となります、お出かけの際には必ず最新の情報をお調べのうえお出かけください。

JR銚子駅から先、関東最東端の犬吠埼までを結ぶ銚子電気鉄道。銚子駅～外川（とかわ）駅まで片道約6.4km、10駅を約20分で結んでいます。

通称「銚電」として親しまれており、市民はもちろん観光客にも大人気のローカル線。赤や青のレトロな車両がとてもかわいらしく、キャベツ畑や漁師町の風景が残る場所を走り抜ける姿は思わずカメラに収めたくなります。駅もそれぞれ特徴的で、ホーム前にひまわり畑が広がる犬吠駅やノスタルジックな駅舎が魅力の終点・外川駅などは人気の観光名所になっています。

銚子半島の最東端、三方を海に囲まれた台地で、太平洋に突き出た犬吠埼の先端に立つ白亜の灯台。イギリス人技師ブラントンの設計で、1874年に完成した国産レンガによる第1号建造物です。歴史的価値も高く、2020年に国の重要文化財に指定されました。

犬吠埼灯台は「世界灯台100選」「日本の灯台50選」に選ばれた、数少ないのぼれる灯台。99段のらせん階段で灯火部分まで上ると、太平洋の雄大な景色を見ることができ、開放感に包まれること間違いなし！入口の白いポスト、通称「幸せを呼ぶポスト」に手紙を投函すると、灯台印の消印を押してもらえるので、ハガキを持参するのがおすすめです！

銚子海洋研究所では、沿岸性のイルカ「スナメリ」を対象とした沿岸イルカウォッチングを通年で体験できます。

さらに11～3月は、マッコウクジラやザトウクジラをメインとしたクジラウォッチングを実施。そのほかにもマンボウやサメ、オットセイ、コアホウドリなど、数多くの海の生き物に出会えます。豊かな漁場が広がる銚子の海では、1年を通じて野生のイルカやクジラを見ることができ、時には2,000頭ものイルカの群れに出会うことも！

躍動感あふれる自然の姿を目の前にした感動は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

また、建物の一角には19坪ほどの小さな水族館「世界一ちっちゃな水族館」も併設しており、そちらもあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

関東最東端「犬吠埼」は、山頂や離島を除き、日本でもっとも早く初日の出を見ることができる人気のスポット。地球の地軸の傾きにより、元日前後の10日間に限り、犬吠埼が日本で一番早く日の出を迎えるのだそう。

周辺の海岸からは、雄大な大海原や、荒磯に砕ける波、また白亜の灯台などを見ることができ、目前には大パノラマが広がります。初日の出を一番乗りで拝めるということもあり、とても縁起がよく、まさに年のスタートを迎えるにふさわしい場所といえます。

銚子沖は暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり、さらに利根川からの淡水も加わって、年間を通じてプランクトンが豊富に発生する好漁場となっています。

漁業が盛んな銚子市では、千葉に来たら外せない新鮮な魚介を贅沢に使った海鮮丼・海鮮料理を味わうことができます。

特に「千葉ブランド水産物」に認定されている「銚子つりきんめ」は、刺身はもちろん、甘辛い煮付けや漬け丼など、どれも格別な味わいです。「銚子つりきんめ」以外にも5月から夏場にかけての「入梅いわし」も産卵を迎えるため、脂乗りが最高となり絶品です。

一般に”伊達巻”とは、魚のすり身を入れて巻いた卵焼きのことですが、“銚子の伊達巻”は違います。魚のすり身を使用せずに作るのが銚子流で、ぷるっぷるの食感と甘い味付けで別名「漁夫（ぎょふ）のプリン」とも呼ばれています。そんな銚子名物「伊達巻」が誕生したのは今から百年以上も前に遡り、歴史のあるグルメとなっています。銚子市内には、この伊達巻を使った寿司を提供する寿司屋さんが点在しており、店ごとのこだわりで丁寧に作られた“銚子の伊達巻”を楽しむことができます。

銚子のお土産といえば、特産の醤油を使った「ぬれ煎餅」、水揚げしたばかりの新鮮な魚を使った「干物」、煮魚や佃煮、魚を使ったカレーの「缶詰」など様々なお土産を取り揃えています。

ぜひ、旅の思い出に銚子のお土産を購入してみてくださいね。

犬吠埼温泉は、1997年、犬吠埼観光ホテルの敷地内に天然温泉が湧出して「潮の湯温泉」と名付けられたことで始まりました。

体の疲れを癒すミネラル分が豊富で、現在は犬吠埼観光ホテルをはじめ、絶景の宿犬吠埼ホテル、ホテルニュー大新、犬吠埼太陽の里、銚子グランドホテルの5ヶ所で入浴できます。

水平線が丸く見渡せるロケーションを活かした、潮風を感じる露天風呂が充実しているのも人気のポイントです！