岩沼の獅子舞/皇産霊神社
梯子の上での獅子舞に拍手喝采!400年以上続く村伝統の祭り
千葉県の無形民俗文化財である岩沼の獅子舞は、長生村で400年以上前から続く歴史ある祭り。毎年10月の皇産霊(みむすび)神社の祭礼に合わせ、氏子安全・五穀豊穣・悪疫退散を祈願し、獅子舞が奉納されます。かつては神輿を出していましたが、ある年にケガ人が出てしまったため、その神輿を埋め、代わりに獅子舞を奉納するようになったことが始まりといわれています。
お囃子に合わせて披露される舞は、「羽手の舞」「仕立四つ足の舞」や陸に上がった亀の様子を演じる「亀の舞」など。二人立獅子がでんぐり返しなどの大技を披露すると、見物人から拍手喝采が沸きます。子どもたちが演じる「国性爺合戦」は歌舞伎を参考にした劇と獅子が絡んだ出し物で、県内各地で行われる獅子舞とは異色の存在です。最終演目の「乱玉の舞」は圧巻で、2頭の獅子が大梯子に上がり、地上8メートルほどの上部で演じる曲芸や昇降のすれ違いは妙技として知られており、見物人を魅了しています。
祭り当日、神社の森から聞こえてくる懐かしい囃子のリズムに乗って神社まで足を運んでみてはいかがでしょう。当日は出店も多く並び、家族揃って楽しめます。
- なお、「奉納獅子舞」は18:00〜21:00を予定しております。
- カテゴリー
- 祭り・伝統行事・伝統芸能
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