女子旅におすすめ!南房総モデルコース(日帰り)
太平洋に面した南房総市千倉町には、歴史ある古刹や温泉施設のほか、小さなギャラリーから美術館といった各種アートスポット、そして、オシャレで個性的なカフェが多く、絶好の「女子旅」スポットとして多くの女性が訪れる人気のエリアです。
※紹介する観光スポットの見学時間は目安とさせていただきます。
- 所要時間
- 約9時間
- 交通手段
- 車
檀特山 小松寺/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
紅葉の名所、子宝安産祈願で知られる古刹
原生林が広がる奥深い山間にある、平安時代創建の1300年余りの歴史をもつ古寺。樹木に囲まれた境内は、神秘的な雰囲気が漂い、桜や新緑など四季折々の自然の美しさを感じることができます。なかでも、イチョウやモミジ、カエデが鮮やかに色づく季節は息をのむほどの美しさ。多くの参拝客で賑わいます。南房総の紅葉の名所として、関東一都六県の花木があふれる古刹「東国花の寺 百ヶ寺」に登録されています。
ご本尊の薬師如来は、古来よりあらゆる病を除く、また子宝・安産の仏様として人々の信仰を集め、今も多くの女性が子宝祈願、安産祈願に訪れます。
「古仏の宝庫」とも言われ、国指定重要文化財の十一面観音菩薩坐像や県指定有形文化財の薬師如来像と梵鐘など、中世以前制作の仏像が多くあります。また「小松寺の七不思議」が伝わる寺としても知られています。
- 住所
- 南房総市千倉町大貫1057
- 電話番号
- 0470-44-2502
- 車で約15分〜30分
千倉町のカフェ/南房総市〔滞在時間:約1~3時間〕
手しごと作家やアーティストが多く住む千倉町は、県内でも有数のカフェの多いエリアです。30年以上続く老舗のカフェから、アーティスト自身がオーナーを務めるカフェまで、距離にして南北約7キロメートルの間に、オシャレで個性的なカフェがひしめきあっています。
この地に訪れた際は、お気に入りの一軒を探してみてはいかがでしょう。
- 車で約5分〜20分
高家神社/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
日本で唯一、料理の神様!神事「庖丁式」で体感する日本料理の原点
漁師町の風情が今なお残る南房総市千倉町の小高い山裾に位置します。
日本で唯一、料理の神様である磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)を主祭神とし、天照大神・稲荷大神も併せ祀られています。
毎年5月、10月、11月に行われる特殊神事「庖丁式(ほうちょうしき)」は、日本料理の伝統を今に伝える厳粛な儀式。庖丁とまな箸を使い、食材には一切手をふれず鯉や真鯛、真魚鰹(まながつお)などを調理します。古式ゆかしい所作と庖丁さばきは、まさに熟練の技!食材を慈しみ真剣に向き合う日本料理の精神を垣間見ることができる、荘厳で美しい儀式をぜひご覧ください。
毎月17日には庖丁供養祭が行われ、調理師などの料理関係者が供養に訪れます。醸造業者や飲食店の繁盛祈願のほか、料理の腕前向上を願う人々も多く参拝する神社です。
- 住所
- 南房総市千倉町南朝夷164
- 電話番号
- 0470-44-5625
- 営業時間
- 境内見学自由
9:00〜17:00(授与所) - 休業日
- 無休
- 車で約15分〜30分
アートスポット/南房総市〔滞在時間:約1時間〕
千倉町には、ガラス工房や陶芸、カフェ併設のアンティークギャラリーなどのアートスポットが多い事でも知られています。
例えば「道の駅ちくら 潮風王国」には、『マオ猫』や『わにわに』のイラストでおなじみのイラストレターで、千倉町在住の山口マオさんがプロデュースするギャラリー&ショップ「海猫堂」があります。
大きな美術館での作品鑑賞も良いですが、直接作品と触れあうことができる千倉町の小さなギャラリーを巡るアート散策もオススメです。
- 車で約15分〜30分
南房総温泉郷/南房総市〔滞在時間:約2時間〕
絶景自慢の湯、美肌の湯、歴史のある湯、秘湯など、様々な湯処がある南房総市ですが、千倉町にも「南房総温泉郷」に加盟する7つの湯処があります。
個性豊かな各施設が提供する温泉と質の高いサービスは、忘れ得ぬ最高の想い出となるはずです。
日帰り入浴も楽しめるので、小旅行の締めに訪れてみてはいかがでしょう。
- 住所
- 南房総市千倉町各所
- 電話番号
- 0470-28-5307(南房総市温泉組合)