澁谷嘉助旧宅正門
明治時代の先進的な実業家の邸宅を守る、重厚な門
日本で初めてダイナマイトを輸入した人物、渋谷嘉助の邸宅の正門です。民家としては珍しいレンガ造りの大きな門で、国の登録有形文化財に指定されています。1910年(明治43年)ごろに建てられました。
赤レンガが堅牢な「イギリス積み」といわれる手法で積まれており、屋根は瓦葺き。全体の形態は、正面左右を倉とする長屋門風です。
壁面に対して直角に突き出したバットレス(控壁)が外壁を支え、3つに区切っています。出入り口は、半楕円形のアーチ状。側面の上部にある2つの丸窓も特徴的です。
和洋折衷の独特の美しさや重厚な雰囲気から、明治のロマンが感じられるでしょう。渋谷嘉助をはじめとする当時の人々の進取の気風も伝わってくる、貴重な文化遺産です。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 千葉県香取郡多古町北中83
- 電話番号
- 0479-76-7811(多古町生涯学習課)
- その他連絡先
- 043-223-4082(千葉県教育委員会 教育振興部 文化財課 指定文化財班)
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料
- アクセス(車)
- ・東関東道 成田ICから約30分
・東関東道 大栄ICから約25分
・銚子連絡道 横芝光ICから約20分 - アクセス(鉄道)
- ・多古町循環バス 南和田バス停から徒歩約2分
・JRバス関東 南中バス停から徒歩約16分 - 駐車場(乗用車/台数)
- なし
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。