土橋山東禅寺
無念のうちに自刃し果てた千葉胤直・胤宣親子の墓が残るお寺
土橋山東禅寺は、室町時代に自刃した千葉胤直(たねなお)・胤宣(たねのぶ)親子とその一族のお墓が残る寺院です。
千葉胤直は、北総の名家・千葉氏の16代目にあたり、室町中期に鎌倉府の重鎮であった人物。しかし、管領足利成氏と執事上杉氏の内紛に巻き込まれ、同じ一族の中で上杉派と足利派に分かれて骨肉の争いを繰り広げることになりました。1455年(康正元年)3月、親類である原胤房の強襲を受けた胤直・胤宣親子は、千葉城を追われます。志摩城と多古城で再起を図った千葉親子ですが、再び胤房らに攻撃を受け、防戦かなわず城は二つとも落城。
胤宣は近くにあった阿弥陀堂で、胤直は逃れてきた東禅寺で一族郎党もろとも命を絶ちました。当時、胤直は42歳、胤宣は若干15歳だったと推測されています。
胤直が自刃して果てた東禅寺には現在、胤直・胤宣親子と親族や従者達のお墓が建てられており、向かって左の一番大きな墓石が胤直のものとされています。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 千葉県香取郡多古町寺作117
- 電話番号
- 0479-76-7811(多古町生涯学習課)
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料
- アクセス(車)
- ・東関東自動車道成田ICから約20分
・東関東自動車道大栄ICから約20分
・銚子連絡道路横芝光ICから約20分 - アクセス(鉄道)
- 佐原駅からJRバス多古行で井戸山下車、徒歩約15分
- 駐車場(乗用車/台数)
- 5台
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 関連リンク
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