銚子ちぢみ伝統工芸館
復活した銚子の伝統織物に触れ、江戸の粋を体感してみよう
銚子ちぢみは、江戸時代に銚子漁港の漁師の妻たちが、出漁の安泰と豊漁を祈って製造したのが始まりとされる伝統織物です。
横糸に「撚り(より)」と呼ばれるひねりをかけ糊止めして縫製した後、糊を落とすと「しぼ」という縮みができます。この「しぼ」がこの織物の最大の特徴。丈夫で肌触りが良い布として、江戸の花街で大変評判になったといわれています。
明治時代から洋装文化が広まるにつれ、その伝統は衰退しつつありましたが、戦後に常世田眞次郎氏により再興がなされ、見事復活。1954年には千葉県無形文化財に、1984年には千葉県伝統的工芸品に指定されました。三代目の常世田眞壱郎(しんいちろう)氏も1997年に千葉県指定伝統的工芸品製作者に指定され、その伝統を守り続けています。
館内では、ハンカチなどの小物から着物まで、さまざまな製品を展示販売中。体験講座を受講して、伝統の技に触れてみるのもおすすめです。
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基本情報
- 住所
- 〒288-0836 千葉県銚子市松岸町3-228
- 電話番号
- 0479-22-2103
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 木曜日
- 料金
- 入館料無料
- アクセス(車)
- 国道356号松岸駅入口交差点から北へ入る
- アクセス(鉄道)
- ・JR銚子駅から松岸駅下車徒歩約5分
・JR銚子駅から千葉交通バス豊里ニュータウン線で教習所前下車徒歩約5分 - 駐車場(乗用車/台数)
- 8台
- 駐車場(大型バス/台数)
- 2台
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。