東漸寺
戦国武将・木曽義昌公が建立した真言宗智山派の寺院
木曽義昌(きそよしまさ)公が、1590(天正18)年に下総網戸(あじと)城に入城したのち、城内の一画に木曽家累代の菩堤所として建立した寺です。木曽義昌公は朝日将軍・木曽義仲(よしなか)から19代目といわれる戦国武将として知られています。戦乱の中、遠く木曽福島から網戸へ一万石で移封されました。境内には義昌公とその妻である真理姫(まりひめ)の供養塔があります。桜の好きな木曽義昌公のために墓前や周囲に桜が植えられ、現在は美しい桜並木の参道に。毎年満開になる4月頃には、多くの参拝客で賑わいます。
木曽義昌公の網戸での徳政に満ちた街づくりは400年以上の歳月を経た現在でも広く称えられ、東漸寺は地域住民の信仰の拠り所となっています。御札やお守りのほか、納経の印として御朱印も授けていただけます。
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木曽義昌公供養塔
木曽義昌公は、1540(天文9)年、木曽義康の長男として生まれました。木曽家の主として武田信玄・勝頼、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉などの間で戦国時代を生き抜きました。1595(文禄4)年に病のためその地で生涯を終え、遺体は遺言により城の北西方の椿湖に水葬されたといわれています。椿湖はのちに干拓されましたが、墓のある一帯は木曽義昌公史跡公園となりました。今も市民の憩いの場として利用されています。
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基本情報
- 住所
- 千葉県旭市イ2337
- 電話番号
- 0479-62-2564
- 定休日
- 無休
- アクセス(車)
- ・千葉東金道路 首都圏中央連絡自動車道経由、銚子連絡道路 (有料)の横芝光ICから約17km
・東関東自動車道 大栄ICから約24km - アクセス(鉄道)
- JR総武本線旭駅から徒歩約20分(タクシーで約5分)
- 駐車場(乗用車/台数)
- 約20台
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