<ちば文化資産>千葉都市モノレールで行く「ちば文化資産」めぐり
懸垂型のモノレールでは世界最長で、ギネス認定も受けた千葉都市モノレールを利用して千葉市内の「ちば文化資産」をめぐるコースです。
千葉港のケーズハーバーを出発する観光船からは京葉臨海コンビナートのコンテナターミナルや工場群を海側から眺めることができます。
地上113mの千葉ポートタワーの展望室からは富士山や筑波山まで見通せる大パノラマ、千葉県立美術館では千葉県ゆかりの美術作品の数々が楽しめます。
千葉県庁近くの猪鼻城址(千葉市郷土博物館)では、千葉の町の礎を築いた千葉氏ゆかりの資料を、千葉市立加曾利貝塚博物館では、国の特別史跡にも指定された日本最大級の貝塚から出土した資料など縄文人の暮らしぶり学ぶことができます。
- 所要時間
- 約6時間20分
- 交通手段
- 鉄道
- 千葉都市モノレール千葉みなと駅から約10分
千葉港めぐり(ケーズハーバー)
クルーズやグルメ、ダイビングまで!楽しみ方満載の複合施設
JR京葉線・千葉モノレール千葉みなと駅から徒歩7分ほどの場所にある「ケーズハーバー」。旅客船ターミナルに加え、レストランやカフェ、ダイビングショップ、フィットネスジムなどが一体となった複合施設です。
建物内にある高さ8.5mの大型水槽は必見!シーフードレストラン「PIER-01」では、優雅に泳ぐウミガメや魚たちを眺めながら食事を楽しめます。また、スノーケリングや体験ダイビングなど、ここでしかできない特別な体験プログラムも開催しています。
港の桟橋からは、乗って楽しく、見て学べる観光船が出航!迫力のあるコンテナターミナルや工場の風景を間近に楽しみながら、広い千葉港を約40分でめぐります。第2・第4土曜日には、工場夜景クルーズも運航。陸上からは見ることができない、大迫力の景色を満喫してみませんか。
※季節や天候により、運航状況が変更になる場合もございます。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
- 住所
- 千葉市中央区中央港1-20-1
- 電話番号
- 043-243-5100
- 営業時間
- 施設・店舗により異なる
- 休業日
- 施設・店舗により異なる
- 約10分
千葉ポートタワー
デートや観光スポットとしても人気の千葉港のシンボル
日本最大の広さを誇る国際貿易港・千葉港のシンボルとして、1986年にオープンした展望施設です。
「恋人の聖地」に認定された2階「サンセットプロムナード」では、キラキラと光り輝く千葉市街や工場の夜景が2人の特別な時間をロマンチックに演出します。また、最上階の展望フロア「ビュープロムナード」からは東京湾を一望。西側の展望から望む夕日に染まる富士山は、一日の中で最も美しい瞬間の1つです。クリスマスにはタワー全体がクリスマスツリーに大変身!元旦には初日の出を見ながら新しい年を迎えましょう。
周辺には千葉県立美術館や千葉港めぐり観光船のりばもあり、家族連れなど多くの人々が楽しめる観光スポットとしておすすめです。
タワー1階の「ポプラ千葉 ポートタワー店」では、落花生やびわを使ったお菓子、海産物など千葉県の特産品を豊富に取り揃えています。ぜひおみやげにご利用ください。
- 住所
- 千葉市中央区中央港1
- 電話番号
- 043-241-0125
- 営業時間
- 6月~9月:毎日9:00~21:00
10月~5月:月曜日~金曜日9:00~19:00/土日祝日9:00~20:00 - 休業日
- 休館日
偶数月の第4月曜日、12月28日~12月31日
※安全上において、強風等により臨時休業する場合があります
※毎年変動
- 約10分
千葉県立美術館
千葉県ゆかりの作品が魅力!美しいお庭のバリアフリー美術館
千葉県立美術館は「アートを問う」ことを理念に美術品の収集や展示を行ない、県民に生涯学習の機会を提供しています。収蔵作品は約2,800点にのぼりますが、特に重きを置いて収集しているのは千葉県ゆかりの作品です。
近代日本洋画の先駆者として活躍した浅井忠(あさいちゅう)や師弟の作品に加え、近代日本工芸の発展に尽力した金工家・香取秀真(かとりほつま)、津田信夫(つだしのぶ)の作品のほか、近代日本洋画に影響を及ぼしたとされるバルビゾン派のミレーや印象派のルノワールなど、海外の美術家の貴重な作品も収蔵されています。
より多くの人に作品を見てもらいたいという思いから、館内は段差のないバリアフリー設計。車いすの貸し出しも行っています。室内から美しい庭や野外彫刻を見ることもできるため、体力に自信がない方でも楽しめること間違いありません。
- 住所
- 千葉市中央区中央港1-10-1
- 電話番号
- 043-242-8311
- 営業時間
- 9:00〜16:30
7月13日~9月8日の金曜日・土曜日・休前日は19:30まで開館
(有料展示場の入場は閉館の30分前まで) - 休業日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、直後の平日休館)、9月25日(水)~27日(金)、10月8日(火)、9日(水)、22日(火)~27日(日)、12月28日(土)~1月4日(土)
- 約10分
- 千葉都市モノレール千葉みなと駅から乗車し約10分
- 県庁前駅を下車し約10分
千葉市立郷土博物館
猪鼻城跡に立つ天守閣様式の博物館
千葉市立郷土博物館は、千葉市の礎を築いた一族「千葉氏」ゆかりの地として知られる猪鼻(いのはな)城跡に建てられた博物館です。約500年にわたる「千葉氏」の歴史がわかる資料などが展示されているほか、千葉にまつわる特別展や企画展、パネル展も随時開催されています。
5階建ての天守閣造りの展望室から見る眺めは壮観!市街地や千葉港が一望できるほか、澄み渡った晴れの日には富士山まで見通せます。
桜の名所で知られる猪鼻公園内にあり、春には「千葉城さくら祭り」が開催されます。お花見を楽しみながら千葉の歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。
- 住所
- 千葉市中央区亥鼻1-6-1
- 電話番号
- 043-222-8231
- 営業時間
- 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休業日
- 月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌日以降の国民の祝日でない日は休館)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
- 約10分
- 県庁前駅から乗車し約30分
- 桜木駅を下車し約15分
千葉市立加曽利貝塚博物館
日本最大級の貝塚で縄文時代の人々の生活を体感する
縄文時代の貝塚は国内に約2,400カ所あり、約120カ所が千葉市内に集中しています。このうち加曽利貝塚は、日本で初めて貝塚として国の特別史跡に指定されるほど歴史的に価値があります。貝塚自体が大きく、ほぼ完全な形で残されている点が注目ポイント。博物館の周辺には、径140mの北貝塚と径190mの南貝塚が8の字に連結したような形に見える大型貝塚、貝層断面観覧施設、復元された縄文集落などが点在し、縄文時代の生活をイメージできます。
博物館に展示されているのは、貝塚から見つかった縄文土器や石器、動物・魚・人骨など。貝殻のカルシウムの影響により、本来であれば土に還ってしまうであろう動物や魚の骨が良好な保存状態で見つかっています。遺跡好きや歴史ファンでなくても必見です!
- 住所
- 千葉市若葉区桜木8-33-1
- 電話番号
- 043-231-0129
- 営業時間
- 9:00〜17:00
(入館は16:30まで) - 休業日
- 月曜日(月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌日以降の国民の祝日でない日は休館)、年末・年始(12月29日から1月3日)※臨時休館や臨時開館あり