国史跡下総小金中野牧跡・捕込
江戸幕府を陰で支えた軍馬生産施設
下総小金中野牧は、江戸幕府が軍馬の安定確保を目指して設けた幕府直轄の牧の一つ。慶長年間(1596年~1615年)に設置後、明治維新で廃止されるまで存続しました。下総小金中野牧跡(捕込)は牧で放し飼いにされている野馬を追い込み捕らえ、幕府に献上する馬を選別する「野馬捕り」が行われていた場所で、小金牧の中では唯一現存しています。「野馬捕り」は年1回行われ、江戸などからも見物人がくるほど当時の人々の関心が高い行事の一つでした。3区画で構成されており、その内1区画は今も良好な状態で残っています。
江戸時代の軍事を語る上で貴重な遺跡であるため、2007年2月6日に国史跡に指定されました。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
- ちば文化資産
基本情報
- 住所
- 〒273-0112 千葉県鎌ケ谷市東中沢2-1
- 電話番号
- 047-445-1528(鎌ケ谷市文化・スポーツ課)
- 定休日
- 無休
- アクセス(鉄道)
- 新京成線初富駅から徒歩約5分
- 駐車場(乗用車/台数)
- なし
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。