内黒田はだか参り/熊野神社
寒さに耐えながら参拝を繰り返し、五穀豊穣・無病息災を祈る
四街道市の無形民俗文化財である内黒田はだか参りは、毎年3月15日に内黒田熊野神社で行われる伝統神事。「裸坊(はだかぼう)」と呼ばれる氏子男性たちが冷たい水に耐えながら拝殿を参拝し、五穀豊穣と無病息災を祈る行事です。焚き火の側で水をかけ合い身を清めた裸坊は、水に浸した稲わらを持ち、鳥居と拝殿の間を7往復します。周囲から次々に水をかけられながら参拝する様子は、じつにエキサイティング!その後、拝殿へ稲わらを3本投げ込み、その散らばった形により豊凶を占い祈願します。休憩と料理の振る舞いの「中入り」後は、また水をかけられながら5往復し本堂を3周。最後に神社総代の胴上げと、「妙見締め」と呼ばれる伝統の手締めを行い終了です。
江戸時代後期には行われていたというこの神事は、修験道の流れをくむもの。鳥居脇の焚き火「かまやき」にあたると、その年は病気知らずになると伝えられています。お見送りすれば、何かご利益が受けられるかもしれません!
- カテゴリー
- 祭り・伝統行事・伝統芸能
基本情報
- 開催期間
- 毎年3月15日
- 開催場所
- 熊野神社
- イベント備考
- ※雨天決行
- 住所
- 〒284-0013 千葉県四街道市内黒田629(四街道市営霊園近く)
- 電話番号
- 043-424-8934(四街道市教育委員会教育部社会教育課)
- アクセス(鉄道)
- ・JR四街道駅から千葉内陸バスで内黒田下車、徒歩約10分
・JR物井駅から千葉内陸バスでバードヒル池花下車、徒歩約10分 - 駐車場(乗用車/台数)
- なし
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 備考
- トイレなし
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。