大福寺(崖観音)
海上安全と豊漁を祈願して建立された、地元に愛される崖の観音
真言宗智山派に属する「普門院 船形山 大福寺」は、境内の船形山中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂がシンボル。地元の人からは「崖の観音」として広く親しまれてきました。
本尊の十一面観世音菩薩は717年、行基が東国行脚の折に当地を訪れた際、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して彫刻したものと伝えられています。岩肌に彫られた高さ1.5mの本尊は一見の価値ありです。その後、慈覚大師によって堂宇が建てられましたが、1653年2月に観音堂で火災が発生。朱印・什宝などがすべて失われてしまいます。その後、堂宇は再建されたものの、豪雨や関東大震災によって度々崩壊。現在の観音堂は1925年(大正14年)に再建されたもので、2016年(平成28年)7月にかけて行われた大改修を経て、現在に至っています。高台に建つ観音堂は、眼下に広がる館山湾や遠くに伊豆大島を望む絶景も大きな魅力です。
基本情報
- 住所
- 千葉県館山市船形835
- 電話番号
- 0470-27-2247
- 営業時間
- 拝観時間 8:00〜16:30、納経所窓口時間 8:30〜16:30
- 定休日
- 無休(強風、大雨時、天候により観音堂の拝観ができない場合あり)
- アクセス(車)
- 富津富浦道路富浦ICから約5分
- アクセス(鉄道)
- ・JR内房線 那古船形駅から徒歩約15分
・JR内房線 館山駅からバスで15分「崖観音前」、下車徒歩約2分 - 駐車場(大型バス/台数)
- 乗り入れ可能
- 最少催行人数/定員
- 要相談
- インバウンドの受入意向
- 可能な限り対応
- 施設情報
- トイレあり
- 所要時間
- 30分~
- 実施期間
- 通年 ※悪天候時観音堂の公開を休止する場合あり
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。