西願寺
豊かな緑に囲まれた、国指定の重要文化財
西願寺阿弥陀堂(あみだどう)は、寺の略縁起によると、平蔵城主・平将経が鬼門守護のために建立した堂。上部は全て金箔塗り、下部は朱塗でまばゆいばかりであったことから、「平蔵の光堂(へいぞうのひかりどう)」と呼ばれたとされます。
1927年(昭和2年)の解体修理時に発見された墨書から、室町時代の1495年(明応4年)に鎌倉の大工により建立されたことがわかりました。
阿弥陀堂は正面3間、側面3間、茅葺の寄棟造り。厨子も堂と同じ様式の創建当時のもので、堂と合わせて国の重要文化財に指定されています。
県内の禅宗様建築の中でも最も本格的な様式をそなえている阿弥陀堂は、豊かな緑に囲まれており、散策をしながら立ち寄るにはぴったりの場所です。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 〒290-0524 千葉県市原市平蔵1360
- 電話番号
- 0436-41-9000(市原市教育委員会 教育振興部 文化財課)
- 定休日
- 無休
- アクセス(車)
- 圏央道市原鶴舞ICから約10分
- アクセス(鉄道)
- 小湊鉄道上総牛久駅から小湊バス大多喜車庫行き「あみだ畑(あみだばた)」下車徒歩約3分
- 駐車場(乗用車/台数)
- 20台
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 関連リンク
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