福聚寺
禅を説き、水田地帯を拓いた名僧の眠る寺
福聚寺は、臨済宗の流れをくむ禅宗、黄檗宗(おうばくしゅう)の寺です。江戸時代前期の1678年に、鉄牛道機(てつぎゅうどうき)という和尚によって建てられました。
鉄牛和尚は、当時存在した「椿海」という湖の干拓に尽力した名僧です。彼は人々に乞われて椿海の跡地に福聚寺を建て、後にここで亡くなりました。寺にある鉄牛和尚の墓は県の指定史跡に指定されており、鉄牛和尚を含む3人の黄檗宗の僧を描いた3幅の肖像画は、県指定有形文化財になっています。
椿海を干拓してできた平野は、今や「干潟八万石」と呼ばれる大穀倉地帯。人々の生活を豊かにし、心を潤した鉄牛和尚を静かにしのぶため、寺を訪れてみるのはいかがでしょうか。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 〒289-0624 千葉県香取郡東庄町小南690
- 電話番号
- 0478-87-0057
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料
- アクセス(車)
- 東関東道佐原香取ICから約30分
- アクセス(鉄道)
- JR成田線下総橘駅から徒歩約60分
- 駐車場(乗用車/台数)
- 10台
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 関連リンク
※施設情報が変更される場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。