ちば観光ナビ

1995年に米国で始まった「X Games」は、これまでに世界192ヶ国・5億世帯への映像配信、世界13カ国で累計来場者600万人以上を熱狂させてきた世界最大のアクションスポーツの国際競技会です。

夏季はスケートボード、BMX、Moto X。冬季はスキーとスノーボードのトップアスリートたちが活躍し、25年以上もアクションスポーツのシーンで絶大なる影響を与え続けてきました。

本大会の出場は招待制（インビテーショナル）で、アスリートの持つ技術だけではなくライフスタイルまで含めて、選ばれし者だけが出場できる大会です。

国内開催では2022年に3日間で約4万人、2023年には2日間（雨天により1日中止）で約3万人を動員しています。

スケートボードは、一枚の板に車輪が付いた乗り物で、日本では「スケボー」と略して呼ばれることもあります。スケートボードに乗ることはスケートボーディングとも呼ばれ、スケートボーダーまたはスケーターと呼ばれれる人々が楽しんでいます。このスポーツは、デッキと車輪を使って滑るもので、パーク・ストリート・バートの3つの競技があります。ストリートでは街中の斜面や縁石、階段、手すりなどを技に利用し、スケートパークでも同様の構造物を設置しています。

BMXは、特定の自転車を使用した自転車競技および競技で使用する自転車のことを指します。1970年代のアメリカでオートバイ・モトクロス競技に憧れた子どもたちが自転車でその競技を真似し始めたことが始まりとされています。BMXは大きく「レース」と「フリースタイル」の2種類に分かれています

・BMXレース: 土やアスファルトなどで作られたコースで最大8人のレーサーがタイムを争う競技です。ヘルメットやプロテクターの着用が義務付けられており、ハードでタフなタイムトライアルや迫力あふれる駆け引きが楽しめます。

・BMXフリースタイル: 自転車を使ったアクロバティックで難易度の高いテクニックを競う競技です。選手たちは制限時間内でダイナミックな技を繰り出し、見る人の目を引きます。フリースタイルは「フラットランド」・「ストリート」・「パーク」の3つの方式に分かれています。（※X Gamesでは、フリースタイル「ストリート」・「パーク」のみ）

Moto X（モトエックス）はモトクロス用のバイクを使用し、ジャンプ中に繰り出すトリック（技）を競う競技となっています。大～小の各種ジャンプ台を設置したコースを使用する「フリースタイル」をはじめ、大きなジャンプ台を使って一発勝負の演技を行う「ベストトリック」など、いくつかの種目が実施されています。

『X Games Chiba 2024』では、このうち「ベストトリック」が採用されています。「スーパーキッカー」と呼ばれる特大のジャンプ台を利用して行われ、飛距離は最大30m、ジャンプの高さは約10mになります。アクロバティック・ダイナミックな演技が多くのファンを引き付けています。

日本の庭園をイメージした「ストリート」と「パーク」のコースデザインは、 ニッポンの文化や風土を取り入れたユニークなコースとなっています。

今大会もパリ五輪でコース設計を手掛けたカリフォルニアスケートパーク社が設計を担当。

「ストリート」は初夏を彷彿とさせるデザインで松の木や庭園の岩や緑、階段を配置。

「パーク」は秋を感じさせる赤や黄の色使いと寺院をモチーフにしたセクションが特徴です。

どちらのコースも、直線的な往復のルーティンにならないよう工夫されたレイアウトで、ライダーの個性が際立つデザインとなっています。

「女子スケートボード ストリート」には、パリ五輪で金メダルを獲得し一躍注目を集めた吉沢恋、同じくパリで銀メダルを獲得した赤間凛音。「女子スケートボード パーク」には、世界を席巻するトップアスリートであり、女性アスリートの地位向上に貢献しているリーダー的存在の四十住さくら。「男子スケートボード ストリート」では、日本を代表するスケーターであり、パリ五輪で4位の白井空良、2023年の千葉大会で初出場にして優勝を果たした小野寺吟雲。「男子スケートボード バート」には、「X Games 2024」で表彰台を飾った芝田モト。「BMX パーク」には、エネルギッシュなライディングと独創的なトリックでBMX界をリードする日本のトップアスリート中村輪夢が出場。数多くの注目日本人選手が今大会に出場します。母国開催である日本人選手の活躍から目が離せません！

「男子スケートボード ストリート」には、パリ五輪で銅メダルに輝いたスケートボード界のカリスマ、ナイジャ・ヒューストンが出場します。5歳からスケートボードを始め、7歳でスポンサーを獲得するなど、その才能は幼少期から開花しており、卓越したテクニックで高度なトリックを次々と成功させるその滑りは、見るものを圧倒します。

ストリートリーグ・スケートボーディング（SLS）で何度も優勝しており、その安定した強さは群を抜いています。

スケートボードだけでなく、社会問題にも積極的に関わっており、その行動力も注目されています。

「女子スケートボード パーク」には、東京に続き、パリ五輪でも銅メダルのスカイ・ブラウンが千葉大会に初出場。

次世代のスケートボーダーとして、卓越したスキルと若さで人々を魅了しています。

スケートボードだけでなく、サーフィンも高いレベルでこなすマルチな才能の持ち主です。

大怪我を乗り越え、常に前向きな姿勢で目標に向かって突き進む姿は、多くの人々に勇気を与えています。

日本とイギリスの二重国籍を持ち、異なる文化を融合させた独自のスタイルが魅力です。

「Moto X ベストトリック」には、数々の世界的な大会で優勝を果たしてきた日本の選手、東野貴行が登場。第一線で活躍し続ける選手の活躍からも目が離せません！

会場内ではX Games Chiba 2024開催に合わせ、フードフェスが同時開催。また、大会限定のグッズ販売やスポーツ体験イベントなどが行われます。大会当日のイベントをまとめましたので観戦される方は要チェックです！

発表され次第更新予定です。

男子スケートボード ストリート 予選

女子スケートボード ストリート 決勝

男子スケートボード ストリート ベストトリック

男子スケートボード バート 決勝

BMX パーク 決勝

Moto X ベストトリック

※競技日程は今後変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※雨天の場合は、Moto Xベストトリックを21日（土）から22日（日）に順延いたします。

男子スケートボード ストリート 決勝

男子スケートボード パーク 決勝

女子スケートボード パーク 決勝

男子スケートボード バート ベストトリック

BMX ストリート 決勝

BMX パーク ベストトリック

Moto X デモ

※競技日程は今後変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

「X Games」はスポーツ観戦はもちろん、音楽、アート、ファッション、食など、スポーツとカルチャーが融合したイベントで、家族や友人と1日中楽しめる盛り上がりを見せており、常に賑わいを見せています。

今年は世界中の人気ストリートフードが集結する「Xフードフェス」を同時開催。 世界最高峰のアスリートたちが繰り広げる「究極の技」と「究極の食」まさにエクストリームなコラボレーションが幕張メッセで実現します。

スポーツ観戦にぴったりの「ワンハンドメニュー」、残暑を吹き飛ばす「スパイシーメニュー」、ストリートフードには欠かせない「肉メニュー」をテーマに、各店舗のシェフたちのオリジナリティに注目が集まる、満足度MAXのメニューの数々が揃います

出店ラインナップおよびメニューの詳細は近日発表予定です。

ここでしか手に入らない限定アイテムが手に入るポップアップショップも出店予定です。

憧れのアスリートとの握手会やサイン会に遭遇するかもしれません！

【幕張メッセへのアクセス】

〈電車でお越しの方〉

・JR京葉線「海浜幕張駅」から徒歩約5分（東京駅から快速利用で約30分）

・JR京葉線「幕張豊砂駅」から徒歩約20分

・JR総武線・京成線「幕張本郷駅」からバス乗り場①「幕張メッセ中央」行きバスで約17分（終点で下車すぐ）

〈お車でお越しの方〉

・東関東自動車道「湾岸習志野IC」から約5分

・東関東自動車道「湾岸千葉IC」から約5分

・京葉道路「幕張IC」から約5分