ちば観光ナビ

八千代市の村上駅東南にある沖塚遺跡で発見された国内最古級と言われる古代製鉄遺構をテーマにしたお祭りです。

平成2年東葉高速鉄道の建設に伴う発掘調査により、弥生時代から古墳時代前期のものとされる古代製鉄の炉跡がそのまま発見されました。

その地、八千代市村上の沖塚遺跡で行われているのが「黒沢池のたたら祭」です。アニメ“もののけ姫”で鉄生産の場である“たたら場”の状況が映し出され、その賑わいをイメージして頂けることと思いますが、沖塚遺跡にあった製鉄遺構もアニメの場面同様に活気に溢れていた事でしょう。

製鉄遺構の存在は当時鉄器の利用が進んでいたことの証であり、八千代市内で墨書土器が多数出土していることも併せ考えれば、八千代市は古代文明の交流点として栄えていたに違いありません。

イベントでは往時の賑わいを再現し「古代製鉄ガイドパネル展」「鉄の鍛造ワークショップ」「たたら市場・打刃物展示販売」「手作りカイロ」「ミニコンサート」等を開催いたします。

第7回の今回は、この歴史や文化に基づく“たたら祭”を、暮らしの中で楽しむ文化活動に発展させることを目的として“黒沢池の多々良倶楽部”の会員募集の資料配布を行います。

砂鉄採取から“たたら製鉄”を行い鉄の小物作りまでを行う“黒沢池の多々良倶楽部”会員募集を来年3月から行います。関心のある方は是非ご来場ください。