三谷胤政供養塔
古刹に静かに佇む、富里の地をおさめた土豪一族ゆかりの供養塔
三谷胤政が開祖とされる中沢の昌福寺にまつられた、市指定有形文化財の供養塔。千葉四郎胤広(たねひろ)を始祖とする氏族である三谷胤政の一族は、千田荘内の中村郷三谷村(現在の多古町)から富里に移り住み、この地で勢力を拡大したとみられています。
寺伝では三谷胤政が開基したのは江戸時代初期の慶長年間と伝えられており、15世紀初頭から16世紀末まで、富里の地で在地土豪(ざいちどごう)の地位を不動のものとしていたと考えられています。
供養塔は丁寧に彫られて整った像容の大型の石造物。その表情は穏やかで、訪れた人を静かに出迎えてくれます。古刹・昌福寺にお参りし、貴重な文化財を拝みながら富里をおさめた当時の人々に想いを馳せてはいかがでしょう。
- カテゴリー
- 歴史・文化・社寺仏閣
基本情報
- 住所
- 千葉県富里市中沢593-1
- 電話番号
- 0476-93-7641(富里市教育委員会 生涯学習課)
- アクセス(車)
- 酒々井ICから約5分
- アクセス(鉄道)
- 京成成田駅中央口から千葉交通バス 住野線(並木・両国)乗車、中沢橋バス停から徒歩約5分
- 駐車場(乗用車/台数)
- あり
- 駐車場(大型バス/台数)
- なし
- 駐車場(有料/無料)
- 無料
- 関連リンク
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