ホーム > 集めよう!千葉県の御城印(九十九里エリア)

ここから本文です。

更新日:2020年10月24日

かずさ・臨海エリア

一宮町/一宮城

 一宮城は「一宮城址」として、千葉県長生郡一宮町の町指定史跡になっています。築城主、築城時期などは不明ですが、水陸の要衝地にある一宮城は戦国期には何度も戦乱の舞台となり、今に残る禁制などの資料がその歴史を伝えてくれます。

 永禄7年(1564年)、里見氏の配下で、一宮城主だった一宮正木氏を北条側についた勝浦正木氏が攻め滅ぼしました。そして、勝浦正木氏が一宮城に入りますが、その後も里見氏と北条氏の争いの中で城主が変わり、そのたびに一宮城は戦火にさらされました。

 一宮城は二度の発掘調査が行われており、庭園遺構や大名などの高貴な位に使用が限られている箸置台「耳河原家」が出土しており、一宮城が外房の拠点クラスの城郭であったことが推測できます。

 天正18年(1590年)の豊臣秀吉による小田原攻めの際は、里見氏の家臣鶴見甲斐守が城主だったことが史料に見え、合戦後は関東に移封となった徳川家康氏家臣の本多忠勝が大多喜城に入りこの地域を統括したため、一宮城は役目を終え、廃城となりました。その後、江戸時代中期に伊勢八田藩の領地となり、文政9年(1826年)には江戸湾警備の面から八田藩が陣屋を築き、一宮藩として明治の世を迎えることとなります。

デザインの説明

 上総国一宮玉前神社は一宮城下に鎮座しており、その玉前神社の祭神「玉依姫」が上陸したと伝わる釣ヶ崎海岸の鳥居を御城印にデザインしました。一宮城にとって、いつの時代も玉前神社が聖地として存在していたと推測でき、その祭神である「玉依姫」が上陸した釣ヶ崎海岸もまた聖地といえます。

 そして、平安時代から上総国を納めた名族上総氏と戦国時代の城主正木氏、そして里見氏の家紋を配置しました。

 一宮エリアは平安時代から鎌倉時代にかけては名族上総氏の領地であり、上総広常が源頼朝と源氏の繁栄を祈り、鎧を奉納したと伝わるのがここ玉前神社なのです。広常奉納の鎧は現存していませんが、この故事に倣い、一宮藩主加納久微(ひさあきら)は玉前神社に鎧を寄贈しました。その鎧が現在、町指定文化財になっており、これを御城印にデザインしています。

ご購入はこちら
  • 一宮駅前観光物産直売所:一宮町一宮2738-1(電話:0475-47-2100)

ページの先頭へ戻る

一宮町/高藤山城

 高藤山城は「高藤山城址」として、千葉県長生郡一宮町の町指定史跡になっています。標高約80mの険しい崖などの自然の地形を生かして作られた山城です。頂上からは一宮城や勝見城など、周辺の重要拠点を眼下に見下ろすことができ、高藤山城がこのあたりの戦略拠点であったことが推測できます。

 城下には、番細工、軍抜台、売場、鐙ヶ谷など、武器製造に関係する地名が残っていて、城が機能していた頃の様子を想像することができます。

 伝承では、平安時代からの名族であり、鎌倉時代の雄、上総広常の居城とも伝わりますが築城主、築城年代、廃城年代は不明です。広常の居館の場所は諸説ありますが、一宮城下の玉前神社に鎧の奉納をしたことや、高藤山城に残る伝承などから、一宮から高藤山にかけて、広常をはじめとする上総氏の存在が色濃く浮かび上がってきます。

 今に残る城の遺構は戦国時代以降のもので、城の麓から急な坂を登っていくと尾根を分析する堀切や土塁が良好に残っています。一宮に正木氏が入り、一宮城が度重なる戦乱の舞台となると、高藤山城もなんらかの形で要害化され、城郭として取り立てられたと考えられます。

デザインの説明

 高藤山城の御城印は、伝承に因み上総広常をモチーフにしました。文久2年(1862年)に一宮藩主・加納久微(ひらあきら)が広常の功績をたたえて石碑を作りました。その石碑は今も高藤山城の山頂で「古蹟の碑」とよばれ地元の人に親しまれています。

 城の麓には水田が広がり、今も昔も変わらない美しい情景を思い描くことができることから、広常の絵は水田をイメージし黄緑色にしました。

 そして、平安時代から上総国を治めた名族上総氏の家紋「九曜紋」と、戦国時代の一宮城主正木氏の家紋「三つ引両」を配置しました。正木氏は一宮に入ると、周辺の城郭を整備し、戦いに備えたと思われます。 

ご購入はこちら
  • 一宮駅前観光物産直売所:一宮町一宮2738-1(電話:0475-47-2100)

ページの先頭へ戻る

旅して集めよう!千葉県で買える御城印はこちら!

ベイエリア

東葛飾エリア

北総エリア

九十九里エリア

南房総エリア

かずさ・臨海エリア

いくつかの千葉県「御城印」デザインを手掛ける「山城ガールむつみ」さん

  • 山城ガールむつみさんからのメッセージ

千葉県はたくさんの城跡があり、歴史の宝庫です。
千葉氏、里見氏に代表されるような、面白くドラマチックな歴史が満載です。
今ブームになっている「御城印」が地域の歴史や城を知り、大事に思うきっかけになれば嬉しいです。
これからもカッコよく素敵なデザインの御城印が続々と発行されますのでお楽しみに!