【北総地域サイクリング】北総台地と雄大な利根川を巡るコース(成田市~香取市~神崎町~栄町)
水郷の情緒と豊かな緑が息づく香取エリア。 ここは、成田山新勝寺をはじめとする寺社仏閣が紡ぐ歴史の深さと、利根川の圧倒的なスケールを一度に味わえる、サイクリストにとって至福のフィールドです。
由緒ある社寺の境内で静寂に身を委ね、ひとたびペダルを漕ぎ出せば、そこには北総台地の穏やかな地形が広がっていて、初心者から上級者まで気持ちよく走れること間違いなし!
〈北総エリアを満喫!サイクリングコース〉
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①成田山新勝寺
年間約1,000万人もの参詣客が集う、日本屈指のパワースポット。
御本尊の不動明王を仰ぐこの地は、源頼朝や市川團十郎ら多くの著名人からも深く信仰されてきており、厄除けや良縁成就など、多彩なご利益を求めて、多くの人々で賑わいます。
広大な境内には、三重塔をはじめとする5棟の国重要文化財が点在し、荘厳な建築美は圧巻。
また、隣接する「成田山公園」では、東京ドーム約3.5個分もの敷地で、四季折々の自然を堪能できるのも魅力のひとつ!
御護摩祈祷や交通安全祈願に加え、節分会や太鼓祭などの行事も通年開催。
国内外を問わず愛され続ける、成田の象徴といえる存在です。
②成田市さくらの山 【成田山新勝寺から4.9km】
「飛行機の見える丘」として親しまれる成田市さくらの山は、成田空港A滑走路の北側に位置する絶景スポット。
最大の魅力は、頭上をかすめるかのように離着陸する飛行機の圧倒的な近さ!
豪快なジェットエンジン音を全身で体感でき、夜には宝石を散りばめたような空港夜景を楽しめます。
春には約500本の桜が咲き誇り、機体と花々の競演は「ちば眺望100景」にも選ばれるほどの素晴らしさ。
広大な芝生が広がる園内はピクニックにも最適です。
また、併設の「空の駅さくら館」では、地元の新鮮野菜や人気の航空グッズ、成田自慢の日本酒やご当地サイダーも充実。
迫力のフライトを堪能した後は、ここでしか手に入らないお土産探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。
③ 道の駅くりもと 紅小町の郷【成田市さくらの山から12.3km】
香取市の豊かな緑に囲まれた「道の駅くりもと 紅小町の郷」は、おいしい食と体験が楽しめるスポット。
直売所には朝採れ新鮮野菜や特産物が並び、なかでも栗源特産のサツマイモ「紅小町」は必食。
ホクホクとした上品な甘さは、焼き芋で食べるのが一番の贅沢です。
お腹が空いたら「味処いっぷく」へ。ジューシーな房総ポークのロースカツ定食など、地元の恵みをふんだんに使った料理を、開放感あふれるバルコニーで楽しめます。食後は里山公園での散策や釣り、季節の収穫体験でリフレッシュ。家族みんなで、のんびりとした休日を過ごすのにぴったりの場所です。
④観福寺 【道の駅くりもと 紅小町の郷から10.6km】
「厄を払いたいけれど、どこへ行けば?」そんな時に真っ先に名前が挙がるのが、香取市にある観福寺。
川崎大師・西新井大師と並ぶ「日本厄除三大師」の一角として、古くは千葉氏ら武士たちの信仰を集めてきた真言宗豊山派のお寺です。
御本尊は、平将門の守護仏と伝わる聖観世音菩薩。国の重要文化財である4体の鋳造懸仏(ちゅうぞうかけぼとけ)をはじめ、貴重な曼荼羅や古文書を今に伝えています。
また、日本地図の父・伊能忠敬のお墓がある場所としても知られ、歴史ファンにはたまらないスポット。
境内の美しさも格別で、春の桜、夏の瑞々しい緑、そして秋には鮮やかな紅葉も見どころのひとつ。
その圧倒的な情緒から、映画やテレビのロケ地としても度々選ばれています。
⑤香取神宮【観福寺から3.1km】
御祭神は、勝利の神様として知られる経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、茨城県の鹿島神宮や息栖(いきす)神社とともに「東国三社」として並び称される香取神宮。全国に約400社ある香取神社の総本社であり、その創建は紀元前678年という驚きの歴史を誇ります。
明治以前から「神宮」の称号を与えられていたのは、伊勢・香取・鹿島の三社のみ。まさに日本屈指の格式を誇る神社です。
見どころは、重厚な黒塗りに鮮やかな装飾が映える本殿(重要文化財)と、東郷平八郎直筆の額が掲げられた朱色の楼門。
さらに、地震を抑える要石や樹齢1,000年を越える御神木、徳川光圀公ゆかりの黄門桜なども見逃せません。
⑥佐原の町並み【香取神宮から2.7km】
「北総の小江戸」と称される佐原。一歩足を踏み入れると、そこには江戸の面影を今に伝える、情緒あふれる風景が広がっています。
最大の見どころは、重要伝統的建造物群保存地区に選定された小野川沿いの町並み。
かつての繁栄を物語る重厚な商家や蔵が川面に映る様は、まるでタイムスリップしたかのような美しさです。
日本地図作製の先駆者・伊能忠敬の旧宅など、歴史の重みを肌で感じられるスポットも点在。
30分ごとに水が流れ落ちる「樋橋(とよはし)」の涼やかな音色は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
この風情ある景色を水上から眺める「舟めぐり」も人気で、冬にはコタツ舟という粋な体験も。
歩いて、揺られて、古き良き日本文化を改めて体験してみてはいかがでしょうか。
⑦神崎神社【佐原の町並みから12km】
利根川を望む「神崎森(こうざきもり)」に鎮座する神崎神社。
航空や交通、産業守護の神である天鳥船命(あめのとりふねのみこと)を祀り、古くから人々の暮らしを見守ってきました。
境内に建つ社殿の傍らで圧倒的な存在感を放つのは、大きなクスノキ「なんじゃもんじゃの木」。
水戸光圀公が「この木は何というもんじゃろか」と自問自答したことが名の由来とされる国の天然記念物で、現在は町のマスコット「なんじゃもん」としても愛されています。
神社を包む豊かな社叢(しゃそう)は、かつて利根川をゆく船人たちが航路の目印にしたという貴重な原生林。
県指定の天然記念物でもあるこの神聖な杜で、自然の生命力と歴史の深さをぜひ体感してください。
⑧道の駅 発酵の里こうざき【神崎神社から2.1km】
良質な水に恵まれ、古くから日本酒や味噌、醤油といった醸造文化が根付く神崎町。
その魅力を一度に楽しめる道の駅が「発酵の里こうざき」です。
広々とした敷地内は4つの建物に分かれており、「新鮮市場」には地元の採れたて野菜やブランド米「粒すけ」、銚子漁港直送の鮮魚が棚にずらりと並びます。また、全国から厳選された発酵食品が集まる「発酵市場」では、地元の酒蔵が手掛ける甘酒や、その優しい甘さを活かしたバームクーヘンが、お土産として高い人気を誇っています。
お食事なら、発酵の力を活かした料理を楽しめる「レストランオリゼ」や「はっこう茶房」がおすすめ。
看板メニューは芳醇な香りが広がる焼きたての酒粕あんぱんです。
みそづくり講座や甘酒の無料配布といったイベントも開催されており、体験も充実しています。
⑨大鷲神社【道の駅 発酵の里こうざきから17.9km】
地元で「お鷲さま」と親しまれている大鷲神社は、出世開運や商売繁盛、子授祈願の守護神として篤い信仰を集める神社。
1831年創建とされる歴史ある境内には、徳川家光の将軍就任を祝って春日局が奉納したという「金色の鷲」が今も大切に守られています。
本殿を彩る装飾的な彫刻は実に見事で、特に本屋と向拝をつなぐ海老紅梁に施された「竜の丸彫り」の迫力は圧巻の一言。
また、12月の風物詩である「酉の市」は必見のイベントで、福をかき集める「福熊手」を求める人々で境内は凄まじい熱気に。
参拝の記念には、力強い鷲の印が押された御朱印をいただくのも、旅の思い出におすすめです。
⑩千葉県立房総のむら【大鷲神社から4.3km】
房総の伝統的な生活様式を五感で学べる参加体験型の博物館。
広大な里山の中に、原始・古代から現代に至るまでの「衣・食・住・技」の移り変わりが再現されています。
江戸時代後期から明治初期の町並みを再現した「ふるさとの技体験エリア」は、商家や武家屋敷が立ち並び、息を呑む情景が広がります。
古墳群や移築文化財が広がる「風土記の丘エリア」は、豊かな自然と悠久の歴史が美しく溶け合う心安らぐ空間。
森の静寂に包まれながら、古(いにしえ)のロマンに触れるひとときは格別です。
併設の資料館では、龍角寺古墳群や千葉の歩みを深く紐解く貴重な展示も。
子どもから大人まで一日中夢中になれる「生きた歴史」を体験できる博物館です。
Column
千葉の神社・お寺特集!
香取神宮や成田山新勝寺など、千葉には一度は行きたいパワースポットが満載!歴史を感じる荘厳な場所から、SNSで話題の絶景スポットまで、個性豊かな神社・お寺をご紹介します。縁結びや合格祈願など、あなたの願いに寄り添う場所がきっと見つかります!
〈サイクリングコースのお問い合わせ先〉
一般社団法人 水郷佐原観光協会
TEL:0478-52-6675