千葉県の滝スポット特集~マイナスイオンに癒されよう~
豊かな自然が残る千葉県には、迫力ある滝や秘境の雰囲気が漂う名瀑が数多くあります。この記事では、県内にある大小さまざまな滝を紹介いたします。次のお休みは千葉でマイナスイオンに癒されてみませんか?
春の桜や秋の紅葉など、移りゆく季節の中で白く浮かび上がる滝の姿は、神々しく感じられます。
1.5つの滝を巡るパワースポット「養老渓谷(ようろうけいこく)」/大多喜町
千葉県の滝スポットといえば、真っ先に「養老渓谷」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。この渓谷には、有名な「養老の滝(栗又の滝)」以外にも、魅力あふれる滝があり、歩きながらの滝めぐりが楽しめます。
渓流沿いにはハイキングコースと遊歩道があり、春から夏は新緑が美しく、秋の紅葉に染まる「粟又の滝」は渓谷一の絶景といわれるほど。四季折々の景色を求め、県内外からたくさんの観光客が訪れる人気スポットです。
台風13号による大雨の影響を受け、立ち入りできない場所がありますが、少しずつ復旧が進んでいます。
★粟又の滝・滝めぐり遊歩道
2023年11月22日より、粟又の滝まで下りられるようになりました。滝めぐり遊歩道も、粟又の滝から100mのみですが、散策可能です。
★中瀬遊歩道
・川の家側入口~弘文洞跡まで約300m散策可能。
・観音橋側入口~中瀬キャンプ場付近まで散策可能。
★梅ヶ瀬渓谷遊歩道
・2023年12月1日より散策可能。
※面白峡遊歩道は、現在閉鎖中です。
※復旧状況の詳細は、下記の公式HP等を御確認ください。
大多喜町…https://www.town.otaki.chiba.jp/news/index.cfm/view.10.202311.-.html
養老渓谷観光協会…http://www.youroukeikoku.com/
大多喜町観光協会…http://kankouotaki.com/
小湊鐡道…https://www.kominato.co.jp/
【基本情報】
・名称:養老渓谷
・定休日:無休
・施設:トイレあり
・所在地:大多喜町粟又地先
・アクセス:<車で>館山自動車道「市原IC」または「木更津北IC」から約50分
圏央道「木更津東IC」から約45分/「市原鶴舞IC」から約20分
<電車で>小湊鐵道養老渓谷駅から徒歩約30分
・駐車場:あり
・注意点:養老渓谷内ではバーベキュー禁止。
- 粟又(あわまた)の滝
- 千代(ちよ)の滝
- 万代(ばんだい)の滝
- 昇龍(しょうりゅう)の滝
- 金神(こんじん)の滝
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- 粟又(あわまた)の滝
- 「養老の滝」として知られている「粟又の滝」は、約100mにわたってなだらかな傾斜を流れ落ちる自然の雄大さを感じられます。写真でも十分に美しいですが、ぜひ現地でその豪快な迫力を体感してください。
落差:約30m - 詳細を見る
- 千代(ちよ)の滝
- 粟又の滝の下流にある滝で、滝見苑前の入り口から渓谷沿いの遊歩道を下るとあります。養老渓谷の中では比較的小さな滝ですが、涼やかな存在感があります。
落差:約8m
- 万代(ばんだい)の滝
- 岩に沿った末広がりの滝です。岩肌を滑り落ちる水しぶきを間近で感じられ、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
落差:約10m
- 昇龍(しょうりゅう)の滝
- その名の通り、岩肌を龍が昇っていくような傾斜の鋭い滝です。粟又の滝からは徒歩20分程度。養老側の下流に位置しています。
落差:約20m
- 金神(こんじん)の滝
- 実は養老渓谷の中で最大落差の滝は、栗又の滝ではなくこちら。駐車場から15分程度の散策でたどりつけるので、お散歩気分で訪れてみては。
落差:約35m
2.「まるでアニメのように幻想的!」と話題の「濃溝(のうみぞ)の滝(亀岩の洞窟)」/君津市
洞窟から差し込む光が水面に反射しハートを映し出した写真が「まるでアニメのように幻想的!」とSNSを中心に話題になった清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)。
フォトスポットとしての人気も上昇中で、3月の春分と9月の秋分前後の早朝(午前6時30分から1時間程度)が、最もきれいなハート形が見えるのだとか。
ちなみにこの亀岩の洞窟は、江戸時代に水田耕作のために人工的につくられたもので、遊歩道にも開運福寿を呼びこむ願いが込められた「幸運の鐘」があります。
自然の魅力に満ち溢れたスポットで日常の疲れを癒してください。
落差:約5m
【基本情報】
・名称:清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)
・定休日:無休
・施設:トイレあり
・所在地:君津市笹1954
・アクセス:<車で>木更津JCT、館山自動車道「君津IC」から約38分
木更津JCT、圏央道「木更津東IC」から約33分
<電車で>JR久留里線上総亀山駅からタクシーで約15分
東京駅から高速バス「アクシー号」で「君津ふるさと物産館」下車、タクシーで約5分
千葉駅から高速バス「カピーナ号」で「君津ふるさと物産館」下車、タクシーで約5分
・駐車場:あり ※シーズン中は大変混雑します。
・注意点:崩落の危険のある一部区域は立ち入り禁止です。立ち入り禁止エリアでの撮影はできませんのでご注意ください。
3.秘境の絶景を楽しむなら「四方木不動(よもぎふどう)の滝」/鴨川市
竹や杉林の奥深くにあり、秘境の絶景を楽しめる四方木不動滝。
水流が多い時期には滝が二つに分かれ、右が雄滝、左が雌滝と呼ばれています。
滝壺の底が見えるほど透き通った水と、木々の新緑、秋には紅葉が美しい景観を見せ、周辺には自然観察園もあるので、遊歩道でのハイキングや釣りも楽しめます。
落差:約10m
【基本情報】
・名称:四方木不動の滝
・定休日:無休
・施設:トイレあり(土日9:00〜17:00)
・所在地:鴨川市四方木
・アクセス:<車で>東京湾アクアライン→館山自動車道「君津IC」から約70分
<電車で>JR安房天津駅から徒歩2時間(約9km)※コミュニティバスあり
・駐車場:あり(「四方木ふれあい館」の無料駐車場、滝まで徒歩約20分)
・注意点:県道81号線からの小道は道幅が狭く、車のすれ違いが困難
4.町指定文化財の映えスポット「黒滝」/南房総市
花嫁街道を進んだ先、長者川の中流にあるフォトジェニックな黒滝。
右崖の上には、赤穂浪士四十七士の一人、片岡源五右衛門高房の下僕・向西坊の洞窟があり、町指定文化財にもなっています。
主君大事と仕えていた向西坊は、四十七士が自刃した後、諸国巡錫のときに出会ったこの黒滝の傍にある岩屋で生涯を終えました。
落差:約15m
【基本情報】
・名称:黒滝
・施設:トイレあり
・所在地:南房総市和田町花園地先
・アクセス:<車で>館山自動車道「君津IC」から約60分
<電車で>JR和田浦駅から徒歩約30分
・駐車場:あり
5.滝巡りの名所!落差25mの「坊滝」/南房総市
増間川の上流にあり、水量の多いときには県内屈指の壮大な滝となる坊滝。
大日山の中腹にあった「大日山閻魔寺」のお坊さんが、神事の際に滝の水で体を清め、水垢離をしたことから坊の滝「坊滝」と呼ばれるようになったといわれています。また滝をまたぐ様にかかる太鼓橋も見応えがあります。
落差:25m
【基本情報】
・名称:坊滝
・施設:あり
・所在地:南房総市増間地先
・アクセス:<車で>富津館山道路「鋸南富山IC」から県道88号を経由し、約30分
<電車で>JR内房線館山駅からバス平群行き「大畑」下車後、徒歩約30分
・駐車場:あり
・注意点:道幅が狭いため、車の乗り入れはご遠慮ください
上流にあるため、渇水期には期待されるほどの景観は望めません。
6.成田山の裏手にある落差20mの「雄飛の滝」/成田市
成田山新勝寺の大本堂からさらに奥に進んだ成田山公園にある雄飛の滝。
木々と苔の深い緑の中を白糸のように流れる姿が印象的で、栃木県塩原の雄飛の滝を模しているのだとか。
また、この場所は桜の名所としても有名なほか、梅、ツツジ、サツキ、モミジなど四季折々の花が楽しめるスポットでもあります。地上の景色を池に映す姿も優美で、荘厳ささえ感じさせます。新勝寺で参拝をしたあとには、ぜひ訪れたいスポットです。
落差:約20m
【基本情報】
・名称:雄飛の滝
・定休日:無休
・施設:トイレあり
・所在地:成田市成田1
・アクセス:<車で>東関東自動車道「成田IC」から約10分
<電車で>京成電鉄 京成成田駅またはJR線 成田駅から徒歩約10分
・駐車場:あり
Column
7.天然のすべり台がある2段滝「豊英大(とよふさおお)滝」/君津市
清和県民の森の林間広場から歩いて行けます。滝の途中が踊り場のようになっており、珍しい二段式の構造をしているのが特長です。
落差:約10m
【基本情報】
・名称:豊英大滝
・施設:なし
・所在地:君津市湯の沢橋下
・アクセス:<車で>館山自動車道「君津IC」から県道92号を経由し約40分
<電車で>JR内房線君津駅から周西線に乗車「中島バス停」で下車し、
コミュニティバス中島・豊英線へ乗り換え「上の台」で下車後、徒歩約40分
・駐車場:なし
・注意点:滝の直滑りは危険です。
8.養老渓谷と並ぶ紅葉名所「地蔵堂の滝(白糸の滝)」/富津市
養老渓谷と並ぶ千葉県の紅葉の名所「もみじロード」にある地蔵堂の滝(白糸の滝)。秋には、鮮やかな紅と滝の白の競演が楽しめるスポットです。
この滝は、もみじロードにある東郷橋の上から見ることができるので、わざわざ山奥にまで入っていく必要はありません。紅葉ロードが見頃を迎える11月下旬から12月上旬に訪れることをおすすめします!
落差:約7m
【基本情報】
・名称:地蔵堂の滝
・所在地:富津市志駒
・アクセス:<車で>館山自動車道「富津中央IC」から国道127号を経由し約30分
<電車で> JR内房線「上総湊」駅下車、タクシーで約10分
・駐車場:上郷公会堂前をご利用ください
9.春には約50匹の鯉のぼりとの競演も見られる「黒原不動(くろはらふどう)滝」/大多喜町
いすみ鉄道の沿線にある穴場的スポット黒原不動滝。毎年、3月末から5月上旬にかけては、地元有志によって約50匹の鯉のぼりが掲げられ、そのコラボレーションが実に見事な景観を作り出しています。
またこのスポットは、菜の花と桜が咲き誇る中をレトロな列車が走る光景が人気の「総元駅」から約300mに位置しており、カメラマンからも注目を集めているエリアです。
落差:約4m
【基本情報】
・名称:黒原不動滝
・所在地:大多喜町黒原
・アクセス:<車で>圏央道「市原鶴舞IC」から国道297号を経由し、約25分
<電車で>いすみ鉄道「総元駅」から徒歩約5分
・駐車場:なし
滝スポットMAP
今回ご紹介した滝スポットの一覧はこちらです。
- 養老渓谷
- 粟又の滝
- 千代(ちよ)の滝
- 万代(ばんだい)の滝
- 昇龍(しょうりゅう)の滝
- 金神(こんじん)の滝
- 清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)
- 四方木不動滝
- 花嫁街道 黒滝
- 坊滝
- 雄飛の滝
- 豊英大(とよふさおお)滝
- 地蔵堂の滝(白糸の滝)
- 黒原不動(くろはらふどう)滝
Google Mapの読み込みが1日の上限回数を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
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