【佐倉市サイクリング】佐倉城下町周遊コース
歴史を肌で感じることができる佐倉市は、文化と自然が調和するサイクリスト注目のエリア。
城跡や武家屋敷などの情緒あふれる街並みはまるで時代をタイムスリップしたかのような気分に!
今回は、城下町の風情を存分に味わえる歴史スポットを巡るサイクリングコースをご紹介します。
〈佐倉城下町を満喫!サイクリングコース〉
〈コースの概要説明〉
・難易度:初心者向け
・所要時間:約45分(どこも立ち寄らない場合)
・距離:7.5km
JR佐倉駅をスタートし、佐倉城下町の主要スポットを巡り、京成佐倉駅を目指すコース。
一部、城下町特有の高低差(坂道)がありますが、立ち寄りスポットが多く、街歩きやサイクリング初心者の方でもゆったりと自分のペースで楽しめるおすすめのコースです。
〈立ち寄りスポットの詳細はこちら〉
①JR佐倉駅
都心から快速一本でアクセスできるJR佐倉駅は、電車で移動するサイクリストにとっては絶好のスタート地点。
自転車を持っていない方でも、駅北口には観光協会のレンタサイクルステーションがあり、手ぶらでも気軽にサイクリングを始められます。
初心者の方には、スイスイと進める電動アシスト自転車もおすすめ。
心地よい風を切りながら、江戸の面影を残す街並みへと出発しましょう!
②佐倉城址公園 【JR佐倉駅から2.4km】
千葉県内で唯一「日本100名城」に選定された佐倉城の城址公園。
歴史と自然が調和する美しい公園で、広大な敷地には天守閣跡や空堀といった貴重な城郭遺構が多数残り、当時の面影を今に伝えています。
園内の象徴である、樹齢約400年の巨木「夫婦モッコク」は県指定の天然記念物で、その雄大な姿は必見。
また、二の丸跡に位置する「国立歴史民俗博物館」や、古写真・出土遺物を展示する管理センターなど、文化的な見どころも充実しています。
春の桜や初夏の花菖蒲など、四季折々の花々が彩る園内は、市民の憩いの場。
お弁当を広げてゆったりと過ごす家族連れも多く、歴史を身近に感じながら心安らぐひとときを楽しめます。
③国立歴史民俗博物館 【佐倉城址公園に隣接】
「歴博」の愛称で親しまれている、日本の歴史と文化を総合的に研究・展示する国立の博物館。
先史・古代から現代に至るまでの長い道のりを、実物資料や複製品、復元模型等を通して分かりやすく紹介。
また、日本列島に暮らす人々の豊かな民俗文化も深く学ぶことができます。
館内の展示を楽しんだ後は、同じ佐倉城址内にある生活にゆかりのある植物が彩る「くらしの植物苑」をのんびり散策するのもおすすめ。
名物の「古代カレー」が味わえるレストランや、歴史グッズが揃うショップも充実。一日を通して歴史を肌で感じられるスポットです。
④麻賀多神社 【国立歴史民俗博物館から1.4km】
印旛沼の南に点在する18社の総本社であり、佐倉藩の総鎮守として古くから「まかたさま」の名で親しまれている神社。
御祭神の稚産霊命(わかむすびのみこと)は、万物を結び育てる神様で、恋愛成就や安産、事業発展、健康守護など、さまざまな「結び」のご利益を授かろうと、日々多くの参拝者が足を運びます。
境内は、樹齢800年を超える大銀杏をはじめ古木・大樹に囲まれた癒やしの空間。
正月三が日の初詣は約7万人の賑わい。10月の県内最大級の大神輿渡御など、多彩な行事も見どころです。
⑤ひよどり坂&⑥佐倉武家屋敷 【麻賀多神社から600m】
江戸の風情を今に伝える竹林の坂道、愛称「サムライの古径(こみち)」で親しまれるひよどり坂。
今にも武士が現れそうな雰囲気の中、縁台で過ごす余韻はまさに格別です。
侍の衣装で散策や武芸を体験できるツアー「サムライ散歩」は人気の体験のひとつ。
ひよどり坂を超えて広がるのは、土塁と垣根が続く城下町の面影。
ここでは3棟の武家屋敷(旧河原家・旧但馬家・旧武居家)が公開されています。
周辺には「国立歴史民俗博物館」「旧堀田邸」などの見どころも満載。
佐倉市の歴史を感じるうえで、外せないスポットです。
⑦塚本美術館 【ひよどり坂&佐倉武家屋敷から700m】
貴重な日本刀を後世に伝えるべく設立された、国内でも珍しい日本刀専門の美術館。
佐倉出身の実業家・故塚本素山氏が、「日本の文化財を守りたい」という情熱で集めた、コレクション約200点を収蔵しています。
館内では3ヶ月ごとに約20点を厳選して公開。
大陸から伝わったまっすぐな「直刀」から、武士の台頭とともに反りが加わった「古刀」「新刀」へと歴史の移ろいを目で感じられます。
日本刀への愛が生んだこの場所は、愛好家のみならず、初めて刀剣に触れる人の心をも揺さぶる空間。
近年、注目を集めているユニークなスポットです。
⑧木村屋 【塚本美術館から180m】
明治15年創業、城下町・佐倉の歴史と共に歩んできた和菓子の老
本店は佐倉城下町通りに店舗を構え昔ながらの佇まいで、武家屋敷
和モダンで落ち着いた雰囲気の店内には、季節ごとの上生菓子が並び、自分へのご褒美や手土産選びにもおすすめ。
看板商品は、佐倉藩主・堀田家の家宝にちなんだ銘菓「蔵六餅(ぞうろくもち)」。
縁起の良い亀の形をした最中の中には、もっちりとした求肥(ぎゅうひ)が入っており、上品な甘さと食べ応えが魅力です。
歴史の面影を残す街並みを歩きながら、伝統の味でホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。
⑨旧堀田邸 【木村屋から1.1km】
明治時代、最後の佐倉藩主が暮らした「旧堀田邸」は、大正天皇ゆかりの「湯殿」を含む7棟が国重要文化財に指定された貴重な邸宅。
重厚な門をくぐれば、明治時代の華やかな暮らしを物語る空間が広がります。
「旧堀田正倫庭園」は国の名勝にも選ばれた癒やしの空間。
春にはソメイヨシノやオオシマザクラが咲き誇ることから「さくら庭園」の愛称で親しまれ、四季折々の表情で訪れる人を魅了します。
より深い歴史を味わうなら、土日祝日のガイド案内がおすすめ。
意匠を凝らした建物の見どころや歴史の奥深さを心ゆくまで堪能できます。
⑩佐倉順天堂記念館 【旧堀田邸から1km】
幕末の1843年、蘭医・佐藤泰然(たいぜん)によって開かれた「佐倉順天堂」。
当時は「西の長崎、東の佐倉」と言われ、日本全国から志高い門下生が集まる学び舎として使用されていました。
後に順天堂大学へと繋がるこの地からは、二代目堂主・佐藤尚中(たかなか)をはじめ、日本の医学界をリードした多くの先駆者が輩出。
館内には、実際に使用されていた医学書や医療器具など、近代医学を今に伝える貴重な資料の数々が並びます。
現在は県指定文化財(史跡)として、当時の診療所兼医学塾の趣を現代に伝えるシンボル的存在となっています。
⑪京成佐倉駅 【佐倉順天堂記念館から1.5km】
「佐倉城下町周遊コース」を走り抜けた先で迎えてくれるのが、ゴールの京成佐倉駅。
駅南口側の観光案内所でスムーズに自転車を返却できるため、最後まで時間を有効に使えます。
駅周辺は落ち着いた雰囲気で、サイクリング後のクールダウンにぴったり。
充実した一日の余韻に浸りながら、心地よい帰路につきましょう。
Column
佐倉市のおすすめグルメはこちら!
佐倉の城下町巡りに欠かせないのがご当地グルメ。古民家をリノベーションした趣あるカフェや、キュートな中華まんを楽しめる中華レストランなど、個性豊かなお店が揃っています。地元で愛されるこだわりの味を堪能して、特別な旅のひとときをさらに彩りましょう!
〈サイクリングコースのお問い合わせ先〉
公益社団法人佐倉市観光協会
TEL:043-486-6000