千葉都市モノレールで空中さんぽ!ギネス認定の乗り物でお出かけしよう
千葉駅周辺などを歩いたことがある方であれば、上空をモノレールが走り抜けていく、ほかの街ではあまり見ることのない光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。
世界的にも珍しい懸垂型(けんすいがた)を採用している「千葉都市モノレール」。
千葉市のシンボル的な存在であるモノレールに乗ってお出かけしてみませんか?
この記事では、千葉都市モノレールの特徴や魅力、沿線周辺の観光スポットまで幅広くご紹介します!
1.千葉都市モノレールとは
千葉市内の空中を走り抜ける千葉都市モノレール。
観光地やショッピングエリア、ビジネスエリアなど市内の主要なスポットを結ぶ交通機関として、多くの人々に利用されています。
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千葉都市モノレールの特徴
レールの下に車両がぶら下がる「懸垂型」のモノレールは、日本には千葉都市モノレールを含めて2ヶ所しかなく、世界的にも珍しい型。 2001年には、懸垂型モノレールとして営業距離世界最長(15.2km)のギネス認定も受けています。
この懸垂型モノレールは、カーブに強く天候に左右されづらいなどの利点があるそうです。
2.千葉都市モノレールからの景色
「懸垂型」 である千葉都市モノレールの窓から見られる景色は、普通のモノレールとはひと味違います。
電車や「跨座型(こざがた)」のモノレールとは異なり、レールが下に見えないため、まるで街の上空を飛んでいるかのような感覚に!
客室の車窓からは市街地を一望!天気が良ければ、遠くに富士山を望むこともできるのだそうです。
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同じ沿線の中でも景色の違いが楽しめます。
「動物公園駅」周辺は緑が豊かで、自然の中を駆け巡っているような爽やかな気持ちになれます。
「千葉駅」や「千葉みなと駅」などの周辺では、ビルの合間を縫って、ダイナミックに街中を走ります。
夕暮れ時になると街に灯りがともり始め、きれいな夜景も見られますよ。
3.千葉都市モノレールの主要駅
千葉都市モノレールには、「千葉みなと駅から県庁前駅までを結ぶ1号線」と「千葉駅から先で千城台駅に繋がる2号線」という、2つの路線があります。
それぞれの主要駅は以下の通りです。
1号線の主要駅 千葉みなと駅、市役所前駅、千葉駅、県庁前駅など
2号線の主要駅 千葉みなと駅、市役所前駅、千葉駅、千葉公園駅、動物公園駅、都賀駅、千城台駅など
4.千葉都市モノレールで行きたい観光スポット
千葉都市モノレール沿線には、たくさんの人気観光スポットがあります。
モノレールのおかげで、周遊もしやすいので、モノレールを利用してたくさん回ってくださいね。
特に代表的なスポットは、以下のとおりです。
- 千葉市動物公園
- 【アクセス】
「動物公園」駅より徒歩約1分
平原ゾーン、モンキーゾーン、鳥類・水系ゾーン、小動物ゾーン、ふれあい動物の里、動物科学館という7つのゾーンで構成されており、それぞれコンセプトの異なる展示を楽しめます。
千葉県内で唯一ライオンやチーターが見られたり、2本足で立ち上がる姿が有名なレッサーパンダ風太くんに会えたり。
他にも乗馬体験や動物たちとのふれあいができるアニマルタッチなど、興味深い体験がたくさんできる動物園です。 - 詳細を見る
- 千葉ポートタワー
- 【アクセス】
「千葉みなと」駅より徒歩約12分
千葉県民500万人達成を記念して、1986年に建設された地上125mのタワー。
展望室からは千葉市街はもちろん、東京湾も遠くまで見渡せます。天気がよければ富士山が見られることも。
夜景が美しいことでも知られており、「日本夜景遺産」にも登録されています。
さらに、地上105メートルの高さにある2階の「サンセットプロムナードはデートスポットとしても人気で、「恋人の聖地」として認定されています。 - 詳細を見る
- 千葉神社
- 【アクセス】
「千葉駅」より徒歩約10分
千葉氏の守護神・妙見菩薩(みょうけんぼさつ)を本尊とする寺院として、1000年(長保2年)9月に建てられた神社です。
厄除開運・八方除を祈願して、毎年三が日には65万人以上の初詣客が参拝しています。 - 詳細を見る
- 千葉城・亥鼻公園
- 【アクセス】
「県庁前駅」より徒歩約7分
千葉城がある亥鼻公園(いのはなこうえん)は、千葉常胤の父・常重が居館を構えた「千葉発祥の地」とも呼ばれています。
桜の名所としても知られており、春には「千葉城さくら祭り」を開催。
そして千葉城は現在、「千葉市立郷土博物館」として千葉の歴史にまつわる展示などを行っています。
目の前には昔ながらの茶屋「いのはな亭」があるので、ぜひ千葉城と日本庭園を眺めながらゆっくり和菓子とお茶をお楽しみください。
- 詳細を見る
- 千葉市科学館・プラネタリウム
- 【アクセス】
「葭川公園駅」より徒歩約5分
ユニークな展示やワークショップ、サイエンスショーなどの体験型の講座など、知的好奇心が刺激される仕掛けが多く、子どもから大人まで誰もがワクワクと科学に興味を持つことができます。
また、星空の美しさや宇宙の神秘を感じられるプラネタリウムも併設。直径23mの大型プラネタリウムに映し出される1000万個以上のリアルな星空は、臨場感たっぷり。
- 詳細を見る
- 千葉市立加曽利貝塚博物館
- 【アクセス】
「桜木駅」より徒歩約15分
縄文時代の人々の生活を体感できる日本最大級の貝塚。
日本で初めて貝塚として国の特別史跡に指定されており、貝塚自体が大きく、ほぼ完全な形で残されている点にも注目です。博物館の周辺には、大型貝塚、貝層断面観覧施設、復元された縄文集落などが点在し、縄文時代の生活をイメージすることができます。 - 詳細を見る
5.千葉都市モノレールのオリジナルグッズをチェックしよう!
千葉都市モノレールでは、一部の駅窓口や駅構内のコンビニなどでオリジナルグッズを販売中!
人気の定番グッズをご紹介します。
- オリジナルサウンドトレイン
- 千葉都市モノレールの形をした、小型のおもちゃ。
発車メロディや車内アナウンスなどの7種類の音が鳴り、ライトも光ります。さらには、シークレットの音源も。どんな音がするのか確かめてみて!
- 落ちないお守り
- 千葉都市モノレールの車体を支えるパーツには、「モノレールが軌道桁(線路)から絶対に落ちない」ための安全装置として特別なワイヤーが取り付けられています。
そして、この「落ちないお守り」のカプセルには、引退した車両で実際に使用されていたワイヤー(本物)が入っています!
合格祈願や出世・向上祈願のお守りとして、縁起が良いと人気です。
- モノちゃんグッズ
- モノちゃんは、千葉都市モノレールのマスコットキャラクター。
イメージカラーである青色の毛をしたお猿さんです。
手のひらサイズがかわいいモノちゃんマスコットやミニタオル、雨の日が楽しくなるお子さま向けのレインコート・傘などのグッズを取り揃えています。
これらの常設グッズ以外にも、テレビアニメや人気キャラクターとのコラボ商品が展開されることもあるので、公式サイトもチェックしてみてください。
主なグッズ販売場所:千葉駅、千葉みなと駅、都賀駅、千城台駅の駅窓口など
販売場所一覧はこちら:https://www.chiba-monorail.co.jp/2_enjoy/goods/goods.html#shop
オンラインショップでも販売されています
6.千葉都市モノレールで買えるお得なきっぷ情報
千葉都市モノレールには、普通乗車券のほかにお得な乗り放題きっぷが用意されています。
予定しているスケジュールに合わせて、お求めください。
- ⚫︎お昼のお出かけフリーきっぷ
- 平日の朝10時から18時まで、千葉都市モノレールが乗り放題になるお得なきっぷです。
発売金額
大人:630円
子ども:320円
発売時間
平日:10:00〜18:00
- ⚫︎ホリデーフリーきっぷ
- 休日に利用できるフリーきっぷはこちら。
土曜日、日曜日、祝日、年末年始やゴールデンウィーク期間中の平日に購入すると、1日間千葉都市モノレールが乗り放題になります。
休日
発売金額
大人:630円
子ども:320円
発売時間
終日(駅窓口での発売は6:00〜21:00)
- ⚫︎2-DAYフリーきっぷ
- 土曜日、日曜日、祝日、年末年始やゴールデンウィーク期間中の平日に購入できる、休日の2日間連続で千葉都市モノレールが乗り放題になるきっぷです。
発売金額
大人:1,050円
子ども:530円
発売時間
終日(駅窓口は6:00〜21:00)
Column
フリーきっぷには特典アリ!
各種フリーきっぷを以下の施設で提示すると、入園料・入館料の割引特典を受けられます。
●対象施設
千葉市動物公園
千葉市美術館 「常設展」
千葉市科学館
千葉ポートタワー
7.千葉都市モノレールへのアクセス
都心から千葉都市モノレールへ乗車いただく場合は、千葉駅または千葉みなと駅からのご利用がアクセスもよく便利です。
<東京駅から千葉駅までのアクセス>
JR総武線快速で約40分
JR特急成田エクスプレスで約30分
<東京駅から千葉みなと駅までのアクセス>
JR京葉線快速で約40分
- 千葉みなと駅
- 千葉駅
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8.千葉都市モノレールに乗ってみよう!
いかがでしたでしょうか?
世界的にも珍しい懸垂型モノレールへの乗車はそれだけでも貴重な体験ですが、
千葉都市モノレールの沿線にはさまざまな観光スポットがあるので、千葉観光の際の便利な交通手段としても、ぜひご利用ください。
9.周辺のおすすめ観光スポット
モノレールの沿線上ではありませんが、ついでに立ち寄りたい周辺の観光スポットもご紹介します。
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