ここから本文です。
えいふくじやくしどう
栄福寺の薬師堂は、屋根は茅葺き寄せ棟造りの正面側面共に三間の単相の堂です。正面階段部分の向拝は、江戸時代中期に設けられたものです。正面には桟唐戸が備えられ、側面の前一間は舞良戸、中の間は板戸、その他は縦板塀となっています。外陣は、鏡天井に極彩色で天女図を描き、内陣は金箔を貼った来迎柱を立て、その前に極彩色で飾った須弥壇が設けられています。栄福寺は、聖武天皇の天平年間(729年~748年)の開墓といわれています。文明4年(1472年)に建立されました。建立年代の明確なものでは県下最古の建造物です。
昭和29年(1954年)9月17日に国の有形文化財に指定されました。
施設名 |
栄福寺薬師堂 |
---|---|
所在地 |
千葉県 印西市 角田2 |
その他 |
北総線印旛日本医大駅から徒歩40分、同駅からタクシーで10分 |
---|
文化財 |
国宝 |
---|
この情報は2014年9月17日現在の情報となります。