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宝珠院観音堂は、昭和28年(1953年)から昭和29年(1954年)の解体修理によって、厨子内に永禄6年(1563年)の墨書銘が発見され、厨子の製作時期が判明しました。観音堂の建立も構造的特徴から、ほぼ同時期と推定されます。閑静で長い石段の境内にあり、正面三間、側面三間の茅葺きの屋根が建物の中心から下がる形態の寄棟造の堂です。内部は後部二間が内陣(仏を祀った最も奥の一画)前部一間が外陣という構造になっています。
内部の須弥壇、来迎柱、天井の一部に美しい色彩装飾が施され、通称「光堂(ひかりどう)」とも呼ばれています。
施設名 |
宝珠院観音堂 |
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所在地 |
千葉県 印西市 小倉1138 |
定休日/休業日 |
無休 |
バスで行く |
JR成田線木下駅からふれあいバス西ルート「小倉」下車徒歩5分 |
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文化財 |
国宝 |
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この情報は2014年9月17日現在の情報となります。