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百庚申

ひゃくこうしん

浦部の百庚申は、県道市川印西線(木下街道)沿いに並んでいます。天保10年(1839年)に造立されました。刻像塔10基、文字塔90基からなっています。
庚申信仰は、中国の道経[三尸(サンシ)説」に由来するもので体内に棲む三尸という虫が庚申の夜に人が熟睡している間に抜け出し、天帝にその人がした悪事などを告げて寿命を縮めてしまうので、その夜は眠らずに夜を明かし、人々の無病息災や長寿などを祈願するものです。百庚申は、より多くの塔を建てることにより、より多くの功徳を得たいという人々の気持ちの表れです。

おすすめポイント

印西市にある百庚申は、浦部・小林・武西地区の3ヶ所にあります。
小林地区の百庚申は、天保元年(1830年)から明治にかけて造立。西福寺(印西市小林1615)近くの猿田彦神社に文字塔98基確認されています。
武西の百庚申は、文久3年(1863年)の造立。東京電機大学千葉ニュータウンキャンパスの近く(印西市武西1183-2)にあります。刻像塔10基、文字塔90基から成り、当時の形態を最も良く残しています。同地区の百庚申は平成11年3月25日に市の指定文化財(記念物・史跡)になりました。

基本情報

施設名

百庚申(印西市浦部)

所在地

千葉県 印西市 浦部地先

交通アクセス

バスで行く

JR成田線木下駅または北総線千葉ニュータウン中央駅から、ふれあいバス西ルートもしくは布佐ルート「白幡道」下車徒歩1分

その他の情報

お問い合わせ

名称(ひらがな)

印西市生涯学習課(いんざいししょうがいがくしゅうか)

電話番号

0476-42-5111

この情報は2014年9月17日現在の情報となります。