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笠森寺は、天台宗・別格大本山です。延暦3年(784年)に最澄上人が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み安置・開基されたといわれる古刹です。板東三十三観音札所の第三十一番札所として、古来より巡礼の霊場として知られています。十一面観音像が本尊であることから通称「笠森観音」とも呼ばれています。大岩の上にそびえる観音堂は、長元元年(1028年)、後一条天皇の勅願で建立さました。六十一本の柱で支えられた四方懸造は、特異な建築様式で全国でも珍しい日本唯一の構造で国指定の重要文化財です。
観音堂下に広がる森林は、4ヘクタールにも及ぶ公園です。開創当時から禁伐林として保護され、樹齢(1,000年以上)が古い樹木が多く見られます。歩きやすい遊歩道、展望台、広場があり森林浴も楽しめます。重要文化財として、鋳銅唐草文釣燈篭、鋳銅孔雀文磬、鋳銅鰐口があります。
施設名 |
笠森観音 |
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所在地 |
千葉県 長生郡長南町 笠森302 |
定休日/休業日 |
無休 |
駐車場 |
あり |
施設オプション |
トイレ設備あり |
車で行く |
茂原長南ICを出て千田交差点を左折、国道409号線を道なりに約10分 |
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バスで行く |
JR外房線茂原駅から牛久行きバス「笠森」下車 |
見ごろ・シーズン |
3月、4月 【さくら】3月下旬~4月上旬 |
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この情報は2022年3月8日現在の情報となります。