ここから本文です。
萬満寺は、鎌倉時代に千葉頼胤により創建された臨済宗の古刹です。本尊は中気除不動尊です。古くから厄病除けとして信仰され特に中風や足の病によく効くといわれています。春と秋の大祭と正月三が日には仁王尊が御開帳され「仁王の股くぐり」(病除け)が行われます。大祭には、「不動まつり」(中気除け)と「唐椀供養」も行われ多くの人で賑わいます。仁王門に安置されている「阿(あ)」・「吽(うん)」の木造金剛力士像が国の指定文化財です。また、木造不動明王像、豊臣秀吉の制札が松戸市の文化財に指定されています。
<不動尊春季大祭(仁王様の股くぐり)>
江戸時代から行われてきた「仁王様の股くぐり」は、仁王様の股をくぐれば無病息災といわれる行事です。
国の重要文化財に指定されている仁王尊金剛力士像は、鎌倉時代の彫刻士である運慶の作と伝えられています。2体あるうちの「阿」の像は、ちょうど両足の間に50cm四方の隙間があり、そこをくぐると病気・厄除けになるといわれています。特に本尊が中気除不動尊といわれているため、中気(脳卒中、くも膜下出血などの脳の出血による下半身不随や手足の麻痺)によく効くとされています。同時に「唐椀供養」(27日、28日)も行われます。
<初詣2020>
三が日の9時00分から15時00分頃まで、重要文化財の仁王尊が御開帳されます。
《仁王の股くぐり》
運慶の作と伝えられる重要文化財の仁王尊の股をくぐり「無病息災」を祈願します。(正月三が日のみ)
所在地 |
千葉県 松戸市 馬橋2547 |
---|---|
駐車場 |
あり |
施設オプション |
トイレ設備あり |
寺は法王山萬満寺と呼ばれます。大祭に、ご開帳が行われます。 |
電車で行く |
JR常磐線馬橋駅から徒歩3分 |
---|
関連リンク
この情報は2020年3月4日現在の情報となります。