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玉前神社は、上総国の一宮で、祭神は玉依姫命を祀っています。創建年代などは不詳です。境内には本殿、幣殿、拝殿、社務所、神楽殿が建ち並び、境内神社として十二神社が祀られています。皇室や武将の尊崇が篤い社でした。社殿の造営は貞亨4年(1687年)で、建築様式は本殿と拝殿を幣殿でつなぐ権現造です。平成8年に県指定有形文化財に指定されています。
玉前神社は、上総国一之宮として格式があり、日本の東(巽の最大の吉方)に位置する社として、首都圏から開運を求めて多くの参拝者が訪れます。大晦日から元旦にかけては、県指定無形民俗文化財「上総神楽」の奉納や、甘酒、福餅のふるまいが行われるほか、政治家、芸能人、各界著名人の書いた絵馬を展示する「大絵馬展」が開催されます。
<初詣>
正月の期間中は、随時、神楽殿で破魔矢祈祷の巫女神楽が舞われます。破魔矢を受けた人に、その矢で巫女が神楽を舞い、1年の除災招福、家内繁栄、商売繁盛を祈念します。
施設名 |
上総国一之宮玉前神社 |
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所在地 |
千葉県 長生郡一宮町 一宮3048 |
定休日/休業日 |
無休 |
駐車場 |
あり |
施設オプション |
トイレ設備あり |
建立縁起は、海の安全を祈願するためと思われますが、玉依姫命が安全、子育ての神ともいわれその由縁もあると思われます。源頼朝の妻政子が、懐妊のおり安産を祈願したとのエピソードも残されています。はだか祭り(9月)は、関東三大裸祭りの一つで1200年以上の歴史があります。 |
車で行く |
国道128号線沿い、九十九里波乗り道路一宮インターすぐ |
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電車で行く |
JR外房線上総一ノ宮駅から徒歩7分 |
障がい者対応(車いす仕様)駐車場あり、多目的トイレあり
関連リンク
この情報は2021年11月22日現在の情報となります。