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小江戸佐原の一大イベント「佐原の大祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、関東三大山車祭りの1つと称され、約300年の伝統を有します。
平成28年には佐原の山車行事を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
自慢の山車は、総欅造(そうけやきづく)り等の本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られています。
日本三大囃子「佐原囃子」を町中に響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定重要伝統的建造物群保存地区)を、家々の軒先をかすめながら山車が進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせます。
八坂神社の祭礼である夏祭りは、本宿地区を10台の山車が曳き廻され、日によって勇壮にして華やかな曲曳き「のの字廻し」などが披露されます。
例年の日程:7月10日以降の金曜・土曜・日曜日の3日間で、午前10時から午後10時まで曳き廻しが行われます
※令和3年度は中止
施設名 |
佐原本宿地区 |
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所在地 |
千葉県 香取市 佐原 本宿地区 |
文化財 |
ユネスコ無形文化遺産 |
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この情報は2022年9月5日現在の情報となります。