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とうざんおり
木綿の縞織物の一種で、ヤマモモ・ビンロウジュ・ハンノミなどの植物染料を用いるところに特色があります。染料作りから、原糸染め、整経、織りに至るまでの全工程のほとんどをひとりで行い、特に染料の調合は味覚によってなされるため、秘伝とされています。砧(きぬた)打ちにより、独特の艶(つや)やかな光沢としなやかさが生まれます。天然染料の持つ深い色合いと、赤や紺を基調としたすっきりした縞割りも特色で、作品は着物をはじめ、ネクタイ・財布などに加工され、幅広く利用されています。
施設名 |
唐棧織 |
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所在地 |
千葉県 館山市 長須賀48 |
明治時代に、斉藤茂助氏により始まりました。斎藤豊吉氏、斎藤頴氏、斉藤光司氏に継承され現在に至ります。千葉県の無形文化財(昭和47年(1972年)指定)です。斉藤光司氏は、千葉県指定伝統的工芸品(昭和59年度(1984年)選定)です。 |
名称(ひらがな) |
齊藤裕司(さいとうゆうじ) |
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電話番号 |
0470-23-1509 |
この情報は2021年6月1日現在の情報となります。