ここから本文です。
ホーム > 千葉県バリアフリー観光案内 > おすすめ観光地 大多喜城下町エリア
更新日:2021年3月30日
房総半島のほぼ中央に位置する大多喜町は、城下町として栄えてきた町です。町中心部は城下町としての歴史が今も色濃く残っており、特に城下町通りには国指定重要文化財の渡辺家住宅をはじめ、国登録有形文化財の伊勢幸や商い資料館など、歴史的価値の高い建物が多く残されています。
ぐるっと一周して約1.2kmとコンパクトに巡って楽しむことができるエリアです。
地形的な高低差があり、坂道の区間もあります。紹介するルートは、勾配2°の城下町通りなだらかに下り、最後に勾配9°の大手通りの坂道を上がるルート設定ですが、最後の上りが厳しい場合には逆回りで巡ることをお勧めします。
大多喜城下町エリア印刷用ファイルダウンロード(PDF:383KB)
大多喜城下町エリアの最寄り駅です。車両とホームの間だけでなく、車両の出入り口にも段差があります。事前に連絡すれば簡易スロープで乗降をサポートしてもらえます(大多喜駅以外は無人駅のため、他の駅での乗降には事前連絡が必須になります)。
駅本屋と1番線(上総中野方面)が接しており、2番線(大原方面)との間は構内踏切で連絡しています。2番線へのアクセスは勾配12°のスロープを利用し、線路溝(8cm)をわたる必要があります。
多目的トイレは駅前の大多喜町観光センターをご利用いただけます。
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜264
0470-82-2161
大多喜駅前にある、町の観光拠点となる施設です。休憩所や観光案内所があり、大多喜町特産の土産物も購入できます。
土産物売り場の通路も広く、車いすでも快適に買い物を楽しめます。多目的トイレもあります。
レンタサイクルや人力車(要予約)も利用できます。
隣には天然ガス記念館があり、自由に見学できます。観光センターでは車イスを借りることもできます。
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜270-1
0470-82-2111
定休日:年末年始
https://www.otakikankou.net/%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%9C%AC%E9%99%A3/(外部サイトへリンク)
大多喜町観光センターから大多喜小学校に向かう南郭通りには幅員80cm以上(側溝蓋含む)の歩道があります。
南郭通りに面する大多喜小学校は、城の町を全面に出したデザインとなっています。校門から校舎越しに大多喜城を良好に眺めることができます。
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜12
0470-82-2804
大多喜小学校から御菓子司津知家に向かう昭和通りには歩道がなく、路側帯(幅80cm以上)の通行となります。
大正8年に創業した老舗です。十勝産の小豆を使用したつぶあんで、国産のもち米を原料に大多喜城主であった本多家の「立ち葵」と元禄16年に入城した松平家の「三つ扇」の家紋を型抜きした「最中十万石」が人気です。
入り口に段差はなく入店しやすいです。
千葉県夷隅郡大多喜町新丁83
0470-82-2255
定休日:水曜日
江戸時代中期に創業した造り酒屋です。代表銘柄の「大多喜城」は、キレの良い辛口でありながら、しっかりと日本酒本来の旨味を楽しめると評判です。
母屋は平成11年に国登録有形文化財に登録されています。
石畳を通って突き当りに直売所があり、地酒を購入することもできます。
千葉県夷隅郡大多喜町新丁88
0470-82-2026
定休日:日曜日
https://toyonotsuru.jimdofree.com(外部サイトへリンク)
豊乃鶴酒造から城下町通りに至る曲がり角は交通量が多く注意が必要です。メインの通りである城下町通りは幅員の広い路側帯の通行となります。
なだらかな下り勾配(2°)となります。
「商いと城下町のくらし」をテーマにした資料館です。土蔵造りの建物を改修し、1階は昔の商家の再現、2階は昔の暮らしがしのばれる生活用具や遊び道具が展示されています(見学無料)。
建物奥に鎮座公園があり休憩に利用できます。多目的トイレもあります。
千葉県夷隅郡大多喜町久保153-1
定休日:年末年始
ヒレ肉を使った「大名とんかつ」で有名な地元の人気店です。肉の間に明太子を詰めた「博多とんかつ」やリンゴを詰めた「津軽とんかつ」、ビックリするサイズの「わらじとんかつ」などもあります。
入り口に10cm程度の段差があります。テーブル席の椅子を外せば車いすのままでもお食事を楽しめます。
千葉県夷隅郡大多喜町久保135
0470-82-2007
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、金曜日
老舗の蕎麦屋さんです。サバ節とカツオ節からとったコクが深く香り高いつゆが自慢です。
入り口の段差はスロープで解消されています。テーブル席の椅子を外せば車いすのままでもお食事を楽しめます。
千葉県夷隅郡大多喜町久保163
0470-82-2757
定休日:水曜日
明治6年の建築で国登録有形文化財に登録されています。旧大多喜城大手門の部材を用いて建てたといわれています。現在は和小物や人形などの手工芸品類の展示・販売も行われています。
入り口に段差があり、店内も狭いため、車いすでの入店は困難です。
千葉県夷隅郡大多喜町久保 字根小屋132
嘉永2年(1849)の建築で江戸時代末期の代表的な商家造りの住宅です。昭和9年に屋根を茅葺から桟瓦葺に変えましたが、その他の構造部分は当時のままです。建材もよく技術的にも優秀であるとして国の重要文化財に指定されています。
千葉県夷隅郡大多喜町久保126
昭和初期から運行した国鉄木原線や外房線などの行き先方向板や動く鉄道模型など約1,000点が常設展示されています。また、養老渓谷から都市までの風景がジオラマで再現され、約1kmの模型の線路が敷かれている県内最大の鉄道館です。
入り口に段差がなく、車いすでも見学や鉄道グッズの購入が可能です。
千葉県夷隅郡大多喜町久保102
0470-82-5521
開館日:土曜、日曜、祝日
房総中央鉄道館から大多喜駅に向かう大手通りは勾配9°の坂道が約50m続きます。