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更新日:2014年10月31日

いにしえの千葉に触れる旅コース

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都心に隣接する東葛飾エリアは、古くから江戸川や利根川を利用した水運が発達し、物や人の行き来が盛んでした。このため、多様な文化や伝統が残されており、近代化する市街地内にも、文化財として指定された建築物などが共存しています。都心からのアクセスも優れているため、歴史探索スポットとして気軽に訪れることができます。

矢切の渡し(見学時間(目安)約1時間)

「日本の音風景100選」にも選出された「矢切の渡し」は、松戸市矢切と東京・葛飾区柴又の間を流れる江戸川を、片道約10分をかけて往復する渡し舟です。徳川幕府が江戸時代初期に地元の民のため設置した、利根川水系河川15カ所の渡し場のひとつでもあります。また、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で、政夫と民子の悲恋の舞台となったことでも知られ、渡し場から歩いて約20分の場所にある西蓮寺(さいれんじ)には、小説の一節を刻んだ文学碑があります。伝統を引き継ぐ渡し舟に乗り、川上を行き来する過去の情景に想いを馳せてはいかがでしょう。

車 約20分

戸定邸(とじょうてい)(見学時間(目安)約1時間)

江戸幕府の第十五代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)の実弟、水戸藩第十一代藩主である徳川昭武(あきたけ)が、明治17年(1884)に別邸として建てた「戸定邸(とじょうてい)」は国の重要文化財にも指定されています。ゆるやかな起伏の芝生と、丸い樹木の刈り込みを配する和洋折衷の庭園は、県の名勝にも指定されており、美しい景色を屋敷から眺めることができます。また、毎月10日は、「とじょうの日」として、通常は入ることのできない庭園が一般開放されます。

車 約30分

行灯回廊(あんどんかいろう)(見学時間(目安)約2時間)

みりんの町として栄えた流山には、歴史ある建造物や史跡が数多く残されており、当時の面影を垣間見ることができます。流山市本町の通りを挟んで立ち並ぶ建造物はノスタルジックで、ここが市街地であることを忘れさせてくれます。かつて診療所や蔵であった建物が、カフェなどの店舗として再利用されており、情緒ある空間で買い物や飲食を楽しむことができます。近年では、地元在住の切り絵作家とその幼なじみが中心となって製作した、切り絵入りの行灯を町並みに設置し、行灯の優しい灯りでまちを灯す「行灯プロジェクト」が進められています。これらの試みなどから、本町通りを「行灯回廊」と名付け、新しい流山市の魅力として発信しています。

徒歩 約10分

陣屋跡(じんやあと)(見学時間(目安)約10分)

新選組ファンなら必見! 流山は、新選組局長・近藤勇が最後に陣を構えた場所であり、官軍に自首した地です。盟友であった土方歳三との別れの地ということになります。当時本陣のあった旧長岡屋(酒造業)の土蔵前には石碑が建てられ、近藤と流山の関係を知ることができます。風情ある蔵と「誠」の旗に、往事が偲ばれるスポットです。

  • 住所:流山市流山2-108
  • 電話:04-7150-6085(流山市観光協会)

車 約50分

手賀沼(見学時間(目安)約2時間)

千葉県の北部にあり、我孫子市、柏市、印西市、白井市にまたがる天然の湖沼「手賀沼」のほとりには、志賀直哉や武者小路実篤など、多くの文人が明治から昭和にかけて住んでいました。その住居や記念館は現在も多く残されています。また、我孫子のご当地カレーである「白樺派のカレー」は、大正時代に手賀沼の近くに住んでいた民藝運動推進者である柳宗悦(やなぎむねよし)の妻・兼子(かねこ)が、白樺派の文人たちに振る舞っていたカレーを再現したもので、隠し味に味噌が使用されています。この「白樺派のカレー」はレトルトカレーとして販売しているほか、市内の飲食店でも味わうことができます。ぜひ一度お試しください。